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snjnです。
少しだけjnsn気味かも………
少し長いかもしれません。
それでは本編へどうぞ〜!
人前ではいつも通りだった。
「え?別にそんなんじゃないからな。」
素っ気なく言いながら仁 人は軽く俺から目を逸らす。
周りにいるメンバーは「またまた〜」なんて茶化している。
俺の事なんて特別扱いしているようには見えない。
むしろちょっと冷たいくらいに見えると思う。
「勇 斗、そこちょっと邪魔かも。」
「えw?ひどw」
「いや事実。」
淡々としたやりとりに周りは笑う。
でも、
2人になった途端。
空気が変わる。
玄関のドアが閉まるのと同時に、仁 人のため息が落ちた。
「はぁ〜、疲れたぁ……。」
そう言いながら俺の腕を軽く掴んで引き寄せる。
さっきの距離感が嘘みたいに、凄く近い。
「え、なに急に。」
「うるさい。勇 斗はいいから黙ってて。」
言葉は雑だけど触れる手は優しい。
仁 人は俺の胸に顔を埋め、服をぎゅうっと掴んで離さない。
「今日、あんまり構ってくれなかった…。」
「いや、人前では絡みすぎるなって言ったの仁 人じゃん。」
「あ、えぇ…そうなんだけどさぁ……。」
むすっとした声で言う。
仁 人はさらに腕に力を強める。
「分かってるけど…勇斗が足りないよ……………。」
そのまま顔を上げて真っ直ぐ見てくる。
____________ここまではいつも通り。
だけど、今日は違った。
仁 人の真っ直ぐな視線は俺の肩、顎、頬、唇などを舐めるように視線を這わせる。
視線を受け止めたまま、俺は少し言葉に詰まる。
余裕でいられるはずなのに。
「そんなさぁ………。」
思ったより低い声が出て自分でも驚く。
仁 人は一瞬きょとん、とする。
マジかよ。
無意識にやってたのか?
「え…なにそれ?」
「いや……」
言いかけて、止める。
上手く誤魔化せる気がしなかった。
仁 人はそんな俺を見逃さない。
「おぉ……珍しいね。」
ぽつりと呟いてさらに距離を詰める。
「勇斗が余裕ないなんて。」
試すような声。
いつもなら軽く返せるのに。
今日は妙に引っかかる。
「………うるさい。」
短く返すと仁 人が少しだけ目を細める。
🍥 鈴 #はぴから 💗
その表情が余計に余裕を削ってくる。
「ないでしょ。」
「違うって。」
「じゃあ、なんで俺から目逸らすの?」
確信を突かれて思わず黙ってしまう。
ほんの数秒の沈黙。
それだけで仁 人は分かったように微笑む。
「ねぇ」
呼ばれて俺は反射的に視線を戻す。
「ちゃんと見てよ。」
静かな声。
でも俺を逃がそうとはしていないようで。
近すぎる距離で真っ直ぐ見つめられる。
そのままどちらも動かない。
ゆっくり時が過ぎていく。
でも、先に動いたのは
俺の方だった。
言葉じゃなくて距離で返す。
ほんの少しだけ近づく。
それだけなのに仁 人の呼吸が揺れる。
「ほら。」
「足りないんでしょ。」
いつもなら余裕で言える言葉。
でも今はどこか確かめるような響きになる。
仁 人は一瞬だけ言葉を失って、それから小さく頷く。
「…うん。」
その素直さに、また余裕が削られる。
「じゃあ________」
言いかけて、止める。
続きの言葉をも飲み込むみたいに息を飲む。
その様子を見て仁 人は不安そうに眉をひそめる。
「……なに?」
このひとことでもう、決まった。
俺はゆっくり息を吐きながら言う。
「やめろ。そういう顔。」
「え、なんで。てかそういう顔ってなんだよ。」
「余計、離せなく、離したくなくなるんだよ。」
はっきり言い切った瞬間、空気があたたかくなる。
仁 人の目が微かに見開かれ、それからじわっと緩む。
「なにそれw。」
少しだけ嬉しそうな声。
そのまま離さないみたいに抱きついてくる。
「じゃあ、離れんなよ。」
「離れないよ。」
さっきまでギリギリ保てていた余裕はもう無い。
代わりに残ってるのははっきりした本音だけ。
_________一生、離れないでほしい
俺はそう告げた。
仁 人は満足したみたいに俺に体重を預ける。
仁 人の外では見せない顔。
仁 人に振り回される以上に俺はコイツのこと、振り回してるのかもしれない。
そう思った夜だった。
_________end