テラーノベル
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注意は1話を。
それから1年後。
奈依子は2年生、俺は3年生になった。
1年間、1年間一緒にいたのに、
まだ奈依子は自分について話さない。
でも、俺は気づいてるんよ。
君がたまに寂しそうな目をしてること。
黒「、、、仏あいつまた遅刻か、、」
赫「まぁいつものことだしね、、、」
蒼「あいつ、、、」
仏って言うのは、アニキと俺の同級生で、遅刻魔だ。
今日みんなで学校入ろうと意味のわからないことを言い出し、
結果がこれだ。
まぁ、あいつのことだ。
もうすぐ奈依子と翔を連れて走ってくるのだろう。
赫「、、、、」
黒「、、、」
蒼「、、、、💢」
にしても遅すぎる。
あいつ多分忘れてんな。
やっと来た先頭の水色に怒声を上げる。
蒼「!!っお前遅いねん!!」
瑞「ごめんなさ~い笑」
黒「まぁまぁまろ笑」
赫「まぁいつものことでしょ」
瑞「りうちゃん!?」
紫「wまぁ遅刻するんが悪いしな」
蒼「、、、、」
いつも通りの会話。
なのに奈依子は話づらそうに黙っている。
瑞「しょ~ちゃ~までっ泣」
百「笑」
やっと笑ったけど、おかしい。
どうしたん、聞かせてや。
奈依子、
蒼「なぃk」
瑞「ッ!!」
紫「!!」
百「っ、」
どうしたんや、、?
そう思っている間になんとなく理解した。
仏がしゃがみこんでいる。
赫「え、え💦 」
シーズンにあったことがなかったら
普通に焦るだろうな、
今はまず、仏だよな、
瑞「ッッ泣」
百「イム何がつらい?音?寂しい?」
瑞「ッコクコク」
奈依子が仏に話しかけ、何が辛いのかを聞いている。
ここは奈依子と翔に任せた方が俺らより全然理解できるだろう。
寂しい、手でも握れば少しは軽くなるか、?
蒼「ないこ俺手繋いどくわ、その間に薬」
百「、、、了解」
百「、、、」
奈依子、、?
紫「イムくんこれ耳当て、付けるで~」
蒼「ぎゅ、、、頑張れ仏」
瑞「キュッ、、へにゃ、、、」
俺と翔が仏を見ているうちに奈依子は李裏とアニキにも指示をだし、
翔に何かを話し学校の方へ向かていった。
その背中が異様に悲しく、せつなく、
苦しく見えたのは、俺の勘違いなのだろうか。
蒼「、、、、」
コメント
14件
わぁ~! ちょっと胸にグサッと来ちゃうます💘 やっぱり桃目線と青目線で話が進んでいく感じ好きですね 続き楽しみにしてます!
えぇぇぇもうほんとに好きすぎます🥹 相変わらず水くんは遅刻魔なのね笑 続き楽しみにしときます💘