甘えたい
パチオ×よわき颯
「クッキーマン💢、絶対許さない💢」
今日も起きてクレープ屋に行く。そのクレープ屋で働いている同僚(彼氏)が休憩室で地団駄を踏んで暴れている。
「パチ先?どうしたんですか?」
話しかけると、驚いた顔で「最近、クッキーマンが~~~~」と珍しく大きめの声で話す。
「(あれ?…なんか、変な感じするな)」モヤモヤ
その時は、パチオもよわきも『嫉妬』をしている事を知らない。
「おい、よわき」
心の中で、つよきさんに話しかけられる。
「言いたいことがあれば言えよ。本人にさぁ」
つよきさんは僕の心の痛みを感じ取っていた。
つよきさんには、僕の考えが分かるみたいだ。
「…お前、嫉妬してんだよ」
『嫉妬』、他の人を妬む気持ちの事。弱い僕には関係ない言葉。
それから、よわきはパチオ先輩を避けて過ごすようになった。
「よわき君!!見て!」
目を輝かせながら新作を見せてくる。
「…そうですか」
素っ気なく返した。その時のパチ先の顔は唖然としていた。
あの日からよわき君に話しかけても素っ気ない気がする。
「それなら…贈り物はどう?」
ヘラシギさんからアドバイスを貰いよわき君にプレゼントを渡す事にした。
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