いつものカフェで珈琲を一杯。
毎日毎日、ここのカフェにきて珈琲を飲んでいる。
ただ、今日はよく視る常連客もいなく、カウンター席に座る僕と、もう一人。
何処か物静かで、優雅に珈琲を容れているバリスタが
。「ここの珈琲は何時呑んでも美味しいねえ、」
.「そうです?有難う御座います。」
。「えぇ、まるでこのヨには無いものを呑んでいる様。」
.「お世辞でも、有難く貰っておきますね」
そう言ってバリスタは止まっていた手を動かした。
。「おニイさん。今日はオキャクが少ないね」
.「そうですかね、私には…いつも通りに見えますよ」
。「嘘。いつもはもっとヒトがいるじゃない。僕の他にもきてくれるオキャクがね?」
.「ふふっ…そうですか。」
バリスタは優しい笑みを浮かべた。
まるで僕がいったことを子の戯言と捉えたように。
。「お兄さん、いい性格してんね 笑」
.「そんなことありませんよ…その詞、お返ししても宜しいでしょうか? 笑 」
。「嫌だよ。まるでニンゲンのようだもの」
コメント
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中人)……おっこれまさか人外か……!?( ᐛ )