テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

🔞短編集

一覧ページ

「🔞短編集」のメインビジュアル

🔞短編集

55 - 「限界」🖤💛

♥

301

2025年04月30日

シェアするシェアする
報告する

シーツの上、乱れた髪が貼りつくほど汗ばんだ額。

肩が小刻みに震え、喉の奥からかすれた声が漏れていた。


「……も、う……っ、でな、ぃっ……から」


何度目か分からない絶頂のあと、崩れるように這う俺の腰を、目黒の手が容赦なく掴む。

逃げるように後退ろうとする身体を、ぐいと引き戻して。


「……あーあー……逃げないで」


低く、どこか愉しそうに笑う目黒の声が、背後から耳を舐めるように忍び寄る。


「も、むり……っ、マジで……だめ……っ」


涙が滲んだ目、震える太腿。

それでも、目黒は手を止めてくれない。


「だめじゃないから」


言葉と同時に、指が巧みに動き、そこを的確に扱く。

じゅぷ、じゅっ、といやらしい音が部屋に響いて。


「やっ、あぁぁっ……!っっ!!」


途端に、身体がびくんと跳ねた。

そして——

びしゃっ、と。

弾けるような水音とともに、身体の奥から激しく溢れた雫。

シーツを濡らすほどの、それは明らかに限界を超えた証。


「ふ、はは……めっちゃ出るじゃん」


目黒が満足げに笑う。

その声すら遠くに聞こえるほど、ぐったりと肩を落として、荒い呼吸を繰り返す。


「……っ、……めぐ、ろ……」


文句を言おうとした声も、かすれてうまく出ない。

けれど、目黒はそんな俺の背中を撫でながら、優しく唇を落とした。

俺は力なくシーツに顔を埋めたまま、小さく、くしゃっと笑った。

loading

この作品はいかがでしたか?

301

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚