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自首〜はい、私が殺りました〜

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自首〜はい、私が殺りました〜

10 - 第6話 だいじょうぶ   side:赤咲

2023年10月21日

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「赤咲」

昼休み、部長に呼び出された。

「なんですか?」

呼び出しておいて一言も話さない部長に聞く。

「お前、最近大丈夫か」

大丈夫かと問われれば大丈夫ではない。

「どうしてそんな事聞くんですか?」

「頬がこけている、目の下にはクマ、どちらも元々あった物じゃない。何より、剣道有段者のお前の姿勢だ。歪みきってる。何がお前をそんな風にさせた。」

「…鋭いですね」

「刑事歴20年の観察力、甘く見ない方がいいぞ」

「実際指摘されるとぎくりとしますね」

「よかったな、犯人側の気持ちになれて。で、何がお前をそうさせた」

「…」

「…あの女子高生か」

「…はい」

「俺は実際に会ったわけではないが、そこまで気にとまるのか?」

「……アイツに、死ぬ直前のアイツに似てたんです。」

「顔が?」

「正確に言えば表情です。最後の藍崎の表情。あの不気味な笑みは、死ぬ直前の柚夏に似てたんです。」

「ゆか…妹か」

「いえ、弟です。まぁ、高校生あたりからは周囲から見れば完全に女でしたけど。」

「そうか。ここで身内が絡んでくるとは、お前も運がないな。」

「…深く突っ込まないんですね」

「いや、何だか納得した気分だ。新人にしてはどんな残酷な事件も淡々とこなしていた赤咲がそこまで追い詰められるのはどんなものなのかと、気になっていたからな」

「ひとでなしって言ってます?」

「そう聞こえたなら謝る。だが、身内がらみの事件で冷静に対処できる奴はごく僅かだ。お前の様子がおかしいのを上層部が見抜いたら一発でこの件から外される。覚えとけよ」

「大丈夫です。少し取り乱しただけですから。絶対この件は俺が解決する。」

「…そうか、頑張れよ」

部長はどこか諦めたように笑った。

「…はい」

「さてと、そろそろ戻るか」

「はい」

「赤咲」

「?」

「…無理しすぎるな」

「……ありがとうございます」

ありがとうございます部長。

でも、無理せずにはいられないんです。

俺の弟が、柚夏が死んだのは、アイツ…藍崎のせいだから。





またまた1ヶ月近く投稿できなかったことを深くお詫び申し上げます🙇🙇🙇

もうね、語彙力皆無すぎてどう作ればいいかわからんくなっちゃうのよね?ほんとに?私生活も忙しいしね?(スーパー言い訳time)

まぁそんなこんなで、お久しぶりの赤咲sideを投稿したわけですが、どうなっていくんでしょうねこれから。ボクもわかりません!(時系列ぐっちゃぐちゃ…)

あとこの作品友達に見せたら

「え!?柚夏って「ゆか」って読むの!?」ってめちゃびっくりされたんですけど皆さんどうですか?

赤咲柚夏は「あかさきゆか」です。

あとから名前についても触れるからよろぴく⭐︎

いいねフォローコメントよろです。

おつみふ〜

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