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長岡「はぁはぁ、、、やっぱサイコーだわ、」
僕は幸せだ。
目の前にある光景に、鳥肌が止まらない。
ある女は、僕の買っておいた業務用冷凍庫の中で安らかに眠っている。
女は2日前からこの冷凍庫の中に入れていたのでカチコチだ。
また、ある男はさっきまで美しい顔をしていたのに
目玉が飛び出ていて、口も耳まで裂け、、、うーん、なんというか、、ぐちゃぐちゃのただの不細工?
けど、なんか2人共笑顔に見える。
長岡「…ん?アハッ、ていうかこいつ顔ねぇじゃん笑 」
長岡は男を眺めながらこれからのことを考えていた。
長岡「てか、どうしようかなぁこいつらと゛あいつら゛」
しばらく立ち止まり、何かを思いついたと思うと長岡は後ろを振り返り、違う部屋に入った。
すると、その部屋に居たであろう残りの人間、、子供5人を2人の元へ引きずり下ろした。
長岡「重いんだよ、、やっぱ慣れねぇな」
長岡はため息をつき疲れを癒やすかのように、氷柱のできた女の髪を上から下へ撫で下ろした。
長岡「前まで綺麗だった髪も肌もただの冷たいボロボロの塊だな笑」
女を欺くように笑い、1台のカメラを自分の前に設置した。
長岡「よし、並べっか」
そう言うと、長岡は女と男を端と端に座らせ子供たちを真ん中に座らせた。そして7人の前に、゛ある言葉゛が書かれた画用紙を置き、長岡も後ろに立ってスイッチを起動させ、カメラのシャッターを切った。
長岡「いい笑顔だな笑」
長岡は、満足げな顔をして窓を開け、誰にも聞こえない声で言い放した。
「行ってきます」
「次は母さん達が幸せになるんだよ」
そう告げ、長岡は窓から身を乗り出し高所から落下した。
ドチャッ
という聞いたこともない、聞きたくもない音が奥底で響いた。
『僕が家族を殺した』
『僕だけが幸せだったから』