※ sxxn 緑黄
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例 🍍→赤、赫
黄 視点
黄 「あーもぉ 全然わからぁん、」
放課後、生徒は部活動に励むであろう時間
教室には、長年想いを伝えれずにいる幼馴染の貴方と俺だけ
少しでも貴方と2人っきりになりたくて
“もうすぐ定期テストがあるから勉強教えてくれん、っ?”
想いがバレバレ、そんな誘いにも誰にでも優しい貴方は快く引き受けてくれたよね
俺にだけ優しくしてくれればいいのに、
なんてセリフは心に閉まっておくことにした
少女漫画なら 何かハプニングが起こったかもしれないが、
現実はそんなこともなく
壁に掛けてある時計は まもなく午後6時25分に差し掛かろうとしていた
緑 「ここはこの公式を使って_ 」
黄 「…( じー、( 頬杖付き」
やっぱすちくん、かっこいい
野球部だからか、少し焼けて小麦色を感じる肌
吸い込まれる程に暗く、赤い瞳
深緑の髪から少し顔を覗かせるピアス
何から何まで俺好み
いや、きっと、すちくんだから
俺好みなんだ
あぁ、
黄 「好きだなぁ、( 緑 見詰め( ゞ」
緑視点
緑 「これをこうして_( 教科書 見ながら 指差し」
黄 「…」
片想い中の君と俺
2人だけの教室
そんな教室に響くのは俺の声と、秒針の音だけ
時間は6:27を指していた
部活動のない生徒は6:30までには帰らないとならない
あと、3分か…、
せっかく君に勉強を教えてと頼まれたんだ
こーゆー時くらいカッコつけたい
緑 「それでね、( 顔上げ」
黄 「好きだなぁ、( 緑 見詰め( ゞ」
緑 「え、?」
好き、っ?
黄 「ぁ、」
黄 「ぇ、ちょ、ちょっと待って、っ( 照( あたふた」
黄 「今の、っなしでっ、( ゞ( 顔隠し」
その好き、って俺に対してのもの?、
なんて聞くまでもなかった
( ふわっ
風に煽られ靡くカーテン
半透明のカーテン越しに見ても、君の顔は林檎の様に赤く染まっていたから
もし、俺のことが好きで言ったなら
その言葉
緑 「やだ、なかったことに、っしないで、( 見詰め」
黄視点
すちくんから帰ってきた返事は、想像していたのと180度違った
ぇ、やだ?、
緑 「みこちゃんはさ、俺のこと好き?、 」
黄 「ぇっと…( 目逸らし」
言えない。
言っても、すちくんからしたら飛んだ迷惑だろうし
緑 「俺はね、好きだよ。みこちゃんのこと」
黄 「ほぇ、っ?」
緑 「口にすると、なんか恥ずかしいね、っ 笑( 目逸らし 」
すちくんは、勇気を振り絞って言ってくれたんだ、っ
俺も、言わないと、
黄 「ぉ、ぅおれもっ、! すちくんのこと、好き、っ( 照( 目逸らし」
少し、目が見開いたかと思えば
目を細め、にっこりと微笑みかけてくれる貴方
緑 「みこちゃん、目 瞑っててね」
黄 「ぅ、うんっ( 目閉じ」
緑 「ふふ、っ」
俺の髪を優しく耳に掛け、そのまま
頬、顎へと手を滑らせ
( くいっ
これっていわゆる顎クイってやつかな
てことは俺、キスされる…?、
黄 「( 緑の服掴み , ぎゅっ( 目閉じ」
緑 「…、!」
緑 「怖い…?、」
黄 「ぁ、ううん!、だいじょーぶ、っ( ゞ」
緑 「…そっか、」
心配かけちゃった、
( すっ
あれ、っ
すちくん、顎クイ辞めちゃった
緑 「( 黄の前髪上げ」
黄 「…?( ゞ」
ちゅっ、
俺の前髪を上げたかと思えば、優しく額にキスを落としてくれる貴方
目を開けると照れくさそうに笑っていた
🔔( ピーンポーンパーンポーン
[6時30分です。校内に残っている生徒は下校してください。尚、部活動がある生徒はそのまま部活動に参加してください。 ]
( 顔見合わせ
2人「…」
2人「あははは、っ笑」
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