こんにちは。第一話です。
とんでもない亀更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします。
先輩!これあげる〜
あーん、して!
イタ王)3-C教室はここか〜
やっほ〜!俺はイタ王!職員室にいた先生から3-Cまで運んで欲しいものがあるって言われて来たんだけど…。
ひぇ…なんか先輩たち身長高くて怖いなぁ
それに声かけたけど誰も受け取りに来ないし!
イタ王)あ、あの〜!
うわ、なんか小柄な人が押されて出てきた。なんかすっごいフラフラしてる。
オスマン)あ、ありがと。ごめんねこれ持って来てもらって…
イタ王)あ、いえ…!それじゃ!
あー恥ずかしい。間違えて封筒渡す時に手握っちゃった。
変な目で見られそ…。
でも、もう会う事なんてないからそんなに気負わなくても良いよね!
12⁄24
イブなのに買い物行かされるなんてついてないなぁ…なんて思いつつ、スーパーの近くにある公園で一休みしていた。
チャパン…
近くの池に何か入ったみたいな音がした。
今2℃で超寒いのに。なんて思っていると、車のライトが当たってチラリとその姿が見えた。
イタ王)ん、あの人うちの制服着てる?
ほんの少し、興味とか好奇心みたいなものがわいていた。先に出ていた左手が、溺れかけている彼を掴む。
イタ王)…あの時の、先輩っ、ですか?
まだ温もりのある身体に問う。俺の体まで、カイロで寒くもないのに震えていた。
イタ王)やべっ、冷たッ!
凍りかけていた水がコートに染み込む。
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