恋は盲目の続きです。今回はハッピーエンド!!
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・🔞🔞🔞
・二宮さん激重
・ユズ鳩ユズぽい描写があります
・三者目線
「…絵馬」
二宮が絵馬の名前を呼ぶと、絵馬の身体がビクンと震える。そう、恐れているかのように。
「は、はい、」「…何もしない、そう怯えるな」
二宮は不服だった。あれから絵馬は二宮を避ける。あんな事をしたのに、という自覚は、二宮に無いのだ。
「じゃ、じゃあおれ、合同訓練なので、失礼します」「…あぁ」
小走りで狙撃手訓練場へ向かう絵馬を、二宮は引き止めた。
「絵馬」「なっ、なんですか」「…訓練が終わったら仮眠室へ来い」「あ、ぇ、あ…は、はい…」
「に、二宮さん…」「来たか」
二宮は自分の目の前を指でトントンと叩き、座れと命じる。
「は、はい」
すとん、と座ると沈黙が訪れる。二宮がチラリと絵馬を見ると、絵馬の目は泳いでいた。
「絵馬、何をそんなにビクビクしている」「だ、って、あんなことされたら、」
そこでようやく二宮は納得した。あの無理矢理した時のことかと。だが二宮はケロッとして困り顔をした。
「…何が悪い?」「〜ッ…!」
カッと頭に血が上ったのか、絵馬は二宮の襟に掴みかかる。
「あんな事されて心傷しないと思ってんの…ッ?!」「…俺のことが憎いか?」「…憎いよ、憎いに決まってんだろ…色々…」
絵馬はうっすらと涙を浮かべる。二宮は色々と、という意味を考えていたが考えつく間に絵馬は二宮の頬を叩いていた。少し驚いたが、またいつもの顔に戻った。
「だってッ…鳩原先輩を密航させるしオレにはあんなことするしっ…」「…おまえは、ここまで来ても鳩原を気にかけるのか」「…鳩原先輩は、オレの大事な人だ」
付き合ってもないだろうに、と二宮は心の中で思った。そうして、腹も立った。鳩原を想っているのに俺は如何なものかと。馬鹿げた発想だが今の二宮は愛に目が眩んでいる。これが普通の発想だと思っているのだ。
「…はっ、そうか」「なのにあんたは、鳩原先輩の悩みに気付かないで密航させた…!」「気付かないで?何を言っているんだ絵馬、それはお前も同じだろう?」
嘲笑しながらそう言うと、図星を突かれたのか二宮の襟を掴む手を離し、顔を俯かせた。
「…そう、だね」「…」「じゃあオレ帰_」
そう言おうとした絵馬の口を塞ぎ、ベットに押し倒す。混乱する絵馬を他所に、二宮は言葉を続ける。
「ん?!んむ、ッ」「…俺はお前の事を諦めてなんかいない。何度でも犯して、俺に見向くまでやめない」
絶望の色を浮かばせた翡翠の目から涙が流れた。その涙を二宮は舐めた。そうして口から手を離した。その口からは弱音しか出ない。
「も、やら、」「…俺に見向かないお前が悪い」
***
「えぐ、ひぅ…」「まだ泣いているのか」
妙に解れた後孔に指を挿れながら、絵馬を宥める為頭を撫でる。
「ぅ、う…」「落ち着け、俺はお前に危害を加えてなんていないだろう」「うるさいっ」
目をキッとこちらに向けた絵馬に腹が立ったのか、絵馬の前立腺を指で掠める。
「ひゃ”ッ?!♡」「…お前のいい所は熟知している。抵抗なんてするなよ」「う…は、い…」
脅し紛いの事をするのも愛ゆえだ。自身のモノをゆるゆると勃たせながら絵馬の頭を撫でる。そうして、絵馬の後孔に宛てがう。
「挿れるぞ」「ひ、いや、いやだ」
頭をふるふると横に振る絵馬。頭を撫で、気を逸らしながら挿れていく。
「ひ、ひ、っ、」「っ…あまり締めるな」「締めてなんかな_ぉ”ッ??!!!♡♡♡♡♡♡♡」
急にどちゅんと再奥まで挿れられた衝撃は14歳の体には負担が重すぎた。
「ふっ…おい絵馬、なんでこんなに締まるんだ?本当はお前も気持ちいいんだろうっ…」「ふ、ふぇ、らってぇ”、おれ、にのみやさんのことすきだったのにぃ、あんなことされてぇっ…」
えぐえぐと泣きじゃくり本音が出た絵馬の言葉に、二宮は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をする。
「え、絵馬、今なんて」「だからっ…おれはぁ!にのみやさんのことすきになっちゃって…!なのにあんなさいていなことされたからっ…」
二宮は少しすると落ち着きを取り戻し、未だに泣いている絵馬に口付けをした。
「へっ…」「…すまない、俺は、鳩原を密航させた俺を嫌っていると思った。だから、お前を好きになった時は無理やりでも手に入れようとした」「ふ、ぇぐ…」「…だが、お前も俺と同じ気持ちだったんだな」
二宮は微笑みながら、絵馬の髪を触った。絵馬はその手を触りながら、微笑んだ。
「…うん、わかってくれた、?」「あぁ…すまない。…なら、今からは合意という事になるな?」「…うん」
そう言うと二宮は絵馬に抱きつき、一心不乱に絵馬の奥を突く。所謂種付けプレスという体位だ。
「ん”ぉッ……♡♡♡♡♡♡はへっ♡♡おぐぅ”っ♡♡♡♡♡♡」「はぁっ…」
二宮は幸福感に包まれながら絵馬を撫でた。
「…えま」「お”♡♡♡なに”ぃッ?♡♡」「…好きだ」「っ…がらにもないなぁ…」
絵馬も二宮を抱き返し、身体を預け二宮の耳元に口を近づけ、言葉を発した。
「だして…♡♡♡」「っ…あぁ、」
***
「…」
絵馬はバタバタと走る足音で目が覚めた。仮眠室のベッドからゆっくり起き上がると、腰に激痛が走る。
「い”ッ…た…」「絵馬、起きたか。色々買ってきたがどうする?好きに選べ」「えっ、え?」
昨日とは一転、優しくなった二宮は絵馬に昼食を買ってきた。そんな二宮に絵馬は笑った。
「…ふふっ、はは、」「…何がおかしい」「なんでもないです、パン貰います」「…俺は自惚れてただけだったんだな」「二宮さんだけじゃないよ、おれもだから」「…あぁ、そうだな」
二人はようやく結ばれ、これから幸せに過ごすだろう。
*終*
◇後書き◇
はぁぁあ〜!!!!ようやく書けました…やはりハッピーエンドに限りますね👍🏻
コメント
12件
フォローさせていただきました💦 最高すぎます…❤️ ユズル受け嬉しいです!!!😊
んわ……最高……🥲🤍 二宮さんが犬飼くんと辻ちゃんに抱き潰されてるの見たいです🙏🏻💦
あぁもう好きです!! これからも体調に気をつけて頑張ってください!!