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埼玉県○○市に立派な風格の家があった。そこに住んでいる人は小学4年生のくりくりとした目が特徴的な男の子、柏木大地と中学1年生で肩まであるストレートの黒髪が自慢の柏木彩と二人のお母さん、お父さん、おばあちゃんだ。なんでもこの家はおばあちゃんが子供の頃に建てられたものだとか。
ある日 大地はすうっとする寒気で目をあけた。時計を見ると6時、起きる時間だ。いつもは共働きの父と母に変わっておばあちゃんが起こしてくれるのだが、ときどき忘れてしまうのだ。
(最近は時間ぴったりに自分で起きれていいなぁ)
そして朝食を食べ、準備をして玄関へ向かった。彩の靴がないので、もう行ったようだ。そしていつも通り靴を履いて学校へ歩き始めた。だが、靴が少し違うことに大地は気づいていなかった。しばらく行き、もう学校が見え、同級生も増えてきた。すると足がムズムズして突然せき込んでしまった。
「ゴホッ ゴホッ」
その時大地のロから手のひらサイズの火が出たのである。しかもその火は消えずに宙を漂っている。
「えぇぇぇぇぇぇーっ‼」
ムグっとロをふさがれた。なんだ?っと思い、ふい返ると彩だった。
「うるさいわねっ みんな見てるじゃない」
「でも…」と大地。
彩はちらっと大地の靴を見た。何か悟ったらしい。はぁっとため息をはいて、言った。
「しょうがない、教えてあげるわ。アヤカシのことをー」
今日はここまでです!投稿が遅れてすみません。😓
それではさようなら!😊