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marika.
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桜咲かな
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#狂愛
桜咲かな
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.:・.。. .。.:・
ジェニの家の玄関はシンと静まり返り・・・この家の持つ、とても穏やかで満ち足りた雰囲気を感じながら、二人は玄関先で抱き合った
ジェニはこの時確信した、本当にこの人を愛していると、竜馬にキスをした、何度も何度も、竜馬の腕の中で向きを変え、彼の顔を引き寄せた、二人はくり返し唇を重ねた、ジェニは思った、どんなロマンス小説のヒロインも私ほど幸せじゃない・・・今は玄関に立ち、ひたすら彼にキスし続けることしか考えられない
彼はゆっくりと戯れるようにキスをする・・・まるで一晩じっくり時間をかけようとするかのように・・・たしかに一晩かけることもできるけど、ジェニはそこまで待てなかった、ジェニの中に小さな不安がまだあって、1分でも早く彼と結ばれたかった
「ここでお互い服を脱がないと、床を水浸しにすることになるな」
「早く脱いで」
ジェニは彼の濡れてぐっしょりしているワイシャツのボタンを、かじかんだ手で慌てて外し、胸板をまさぐった、彼はジェニにキスをしながら袖から手を引き抜いた、そして夢中で彼のベルトも、ファスナーも引き下ろした、彼が何か言おうとしている、でも言われる前に、ズボンとボクサーパンツもろとも引き下ろした
ほらね、これで温かい彼の素肌に触り放題、そして彼の引き締まったお尻に指をくいこませた、逞しく硬くなった彼のモノがお腹に押し当てられる
「ジェニ」
竜馬が笑いまじりに言った
「先に一緒に風呂に入ろう、君を綺麗にしないと」
彼もすぐにジェニのずぶ濡れになったスーツを脱がせた、濡れて色が濃くなったワインレッドのブラジャーと、パンティをマジマジと見つめた後、それも全部はぎ取られた
脱皮した残骸はそのまま玄関に放置され、傍から見たらおかしな光景だった、だって二人とも玄関で素っ裸になって、竜馬はジェニを姫抱きして、風呂場にズンズン進んだ
竜馬はジェニをバスタブに入れると、自分も後ろに入って湯を溜め出した、父が生きていた頃から、この家の大きな大理石のバスタブは、二人で入っても余裕だ、彼は湯の温度を調節し、バブルバスのバスジェルを入れた
すっかり冷え切った下半身が、突然の温かい湯にビリビリしている、彼はジェニの頭を二回洗ってくれ、ジェニはため息をつき、すっかり口元が緩んでいた、バスタブの縁に頭をあずけ、シャワーで丁寧にコンデイショナーをバスタブの外に洗い流してくれると、濡れた髪をねじり上げてクリップで留めてくれたりもした
フフッ「毛の長いハナを洗うみたいだな」
彼は笑って言った、ジェニは彼にいつもこんなことをしてもらっているハナが羨ましくなった、バブルバスの中で彼はジェニの体も洗ってくれて、一度汚れたお湯を抜き、また新しい湯を溜めてくれた
ジェニは何もしなくてよかった、ただ彼の奉仕に身を委ねるだけだった、そして彼自身も頭と体を洗い、バズタブに入ってきた、ジェニの足首をつかみ、自分の膝の上に引き寄せてまたがせる
「あったまった?」
ジェニは微笑んだ、温まりすぎるほどだ、浴室の鏡が曇る・・・二人の唇が重なり、ゆっくりと気だるい調子で動くと、愛撫を期待してジェニの乳首がとがった、無意識のうちに彼の膝の上で体を揺らす、太くて硬いものがちょうどジェニの股間の間にあり敏感な襞をこすった
「誘惑しないでくれジェニ・・・今すぐ君の中に入りたいと、僕がどれほど望んでいるか、君はわかっていない」
「ここでする」
「ダメ」
またジェニは笑った、二人でのぼせ上がるほど温まり、彼は自分の腰骨の位置でバスタオルを巻いた後、ジェニの髪を拭いてくれて、ターバンのように巻き込んでくれた
そして彼はジェニの片足を上げて壁にもたれるように立たせ、床に膝をついてジェニの股間に口づけした
―ああ・・・私はなんてはしたない子なの―
.:・.。. .。.:・
ジェニはそう思いながらも、天国にいるような心地よさにもはや何の抵抗もする気がなくなった、熱く自由奔放な彼の舌にそこを開け渡し・・奥まで差し入れらるのを感じながら、淫らな興奮に震えていた
そして竜馬はヘロヘロになったジェニの体にも、大きなバスタオルを巻きつけ、再び姫抱きで二階のジェニの寝室に向かった
クスクス・・・「さっきの浴室といい、私の部屋といい、どうして一発で場所を探し当てるの?まるで以前にうちに来たことがあるみたい」
ピタリッと彼が一時停止した
「竜馬さん?」
どうしたのかとジェニが顔を上げると、すぐに彼の熱いキスに翻弄され、何を言っていたのか分からなくなった
竜馬がジェニにキスをしたまま、足でジェニの部屋のドアを開けた、気が付けば自分のベッドに仰向けに寝かされ、 廊下の灯りを背に受けて彼が佇み、ジェニを見下ろす
ああ・・・ 彼は私がこれまで目にした中で 最高の体を持つ男性だ
.:・.。. .。.:・
盛り上がった胸筋・・・引き締まった体を見るとドキドキする・・・そしてそのバスタオルの中には、慎ましやかな年ごろの娘なら、決してあからさまに見たがってはいけないモノがある
経験済みの学友や、藤子達に比べると、ジェニは10年ほどそっちの方面では遅れているだろうけど、こんな素敵な人が自分の初体験の相手なんて、なんて幸運なんだろう
彼はその全てにおいて素晴らしい、ジェニは彼が欲しくて身もだえした、こんな風に感じたのは初めてだった
竜馬さん・・・ 麗しの私の色男さん・・・
.:・.。. .。.:・
「はやくきて・・・一人にしないで・・・」
ジェニは赤ん坊が抱っこをせがむように、彼に両腕を掲げた、彼が憎らしい程のセクシーな微笑みで、ジェニに覆いかぶさって来た
「本当に一晩中私と愛し合ってくれるの?」
「君の断末魔の叫びを聞いたからね、そのつもりだよ 」
「あなたを舐めてもいい?」
「それもリストに加えよう、でもまずは僕に愛させてくれ・・・」
竜馬がジェニの首筋を唇でついばむ・・・彼の舌は熱く濡れていた、ジェニはもう叫び出しそうだった、そして唇は鎖骨に移っていき、彼がジェニの胸のバスタオルの合わせ目を外そうとした時
「お取込み中悪いんだが!」
「キャァ!! 」
「わぁっ!!! 」
ジェニが飛び上がり、竜馬の顎に思いっきり頭突きした
その反動で竜馬はベッドからドスンと転がり落ちた、ジェニはバスタオルの合わせ目をぎゅっとつかみ、慌てて起き上がって クローゼットの声がする方へ向き直った
竜馬はまだベットの下で顎を押さえて転がっている
クローゼットにもたれて一人の男が、体育座りでこちらを見ていた、ジェニは叫んだ
「兄さん!!」
コメント
1件
ああ、もう、もう、最高のタイミングで兄さん登場!!(笑) 浴室から寝室までの流れ、すごく丁寧で体温が伝わってくるようでした。ジェニの「初めて」へのときめきと不安、竜馬の余裕ある優しさ、全部がぎゅっと詰まってて、読んでるこっちまでドキドキしました。 でも最後のオチで全部ぶっ飛んだ…続きが気になりすぎます!