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こんにちは、翠湊です。
2、3年前からストーリーを書いていたんですがお蔵入りになってしまったストーリーをあげてみたいと思います T_T♡
今回は連載です。途中で🔞表現もあるのでご注意下さい!
話飛び飛びなところもありますが暖かい目で、そしてゆっくりストーリー更新していくので気長に待っていてくれると嬉しいです💭♡ それでは!
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※6人兄弟
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『んっ..』
少し色気のある吐息を吐きながら湯船に浸かる。
温度は45度。真冬の今にとっては気持ちの良い温度だ。
時計をみたら短い針が10の数字を指していた
シャワーを出し、水が温かくなるまでぼーっとしながら待つ、といういつもの日常。
だけど今日はものすごく眠気に襲われ、少しだけ眠りに落ちてしまった
ざぁーっ、ざあーっ、
水の音で目が覚める。
『やべっ、』
とっくに温かくなっているお湯。
時間を見るともう2時間が経っていた。
『あぁ、失神しなくてよかった』
そんな都市伝説を半信半疑な自分は少しだけホッとする。
浴槽から出て髪の毛を洗い、体を洗った。
つるっ
『わっ』
夜中なのに大きな声を出してしまった罪悪感と転びそうになったという焦りでパニックになりそうになる
不意に
『滑って頭をぶつけてたら死ねたのかな、』
なんて考えが浮かぶ
のぼせそうになり急いでお風呂から上がった。
~~
お風呂から上がり自分の部屋へ向かう
『髪は…面倒だからいいや、』
濡れた髪に軽く触れる。
手に水滴がつきその水滴を暫く見つめた。
何故だか懐かしいような気持ちになったが、その事は深く考えなかった。
部屋に入ると何故だか電気がついていた。
『…なーくん?』
その ヒト は急いで振り向く。
『あ、ごめん、』
『どうしたの?』
『ノックしても出なかったから勝手に入っちゃった』
なんだ、変なことしようとしてたんじゃないんだ、と安心する。
『要件だよね、明日予定あるかなーって。
莉犬くんのカレンダー見にきたんだ』
『あ、そーなんだ。
明日なら何もないよ。』
『りょーかい。
俺明日バイト入っちゃってさ、』
『わかった。
面倒は俺が見とくよ』
『ごめんね、よろしく』
1呼吸置いて俺は1番気になっていた事をきく。
『ねぇ、カレンダーならリビングにあるじゃん。』
なーくんは一瞬動揺したようにしてから
『あー、莉犬くんに直接聞きたいなって思って。』
誤魔化してるのバレてるよ、と伝えようと思ったがそこはスルーをした。
『じゃあ翌日は頼むね。』
とだけ残してなーくんは俺の部屋を出て行った。
『…バレないわけないじゃん、』
少しだけだが物の置き場が違うのがわかる。
こう見えて俺も几帳面。
カッター の場所がずれていることが1番にわかった。
そして 赤い何か がついていることも。
~~
よく
『酔く』そう
俺はその赤い何かが気になり近くで見てみた。
前からちょくちょくカッターが無くなることがあったのってこれだったのか。と思う。
今まで几帳面のくせして気付かなかった俺も俺だけど、と心の中で反省をする。
あー、どうやってなーくんに伝えよう。
まずは赤い何かを取らなくちゃね、とウェットティッシュを手に取り少しずつとっていく。
しゅっ、
何か音が聞こえたと思ったら自分の指を切ってしまっていた。
「少しだけ…、」
今日だけは自分に我儘を言わせてあげようと勝手に決めた。
しゅっ
何回かやっていると快感になってきてしまった。
やばい、これは依存してしまう、と自分で自分を止める。
「やっちゃったぁ…」
俺はこれでも×××をしているから深く反省をする。
俺も高校をもうすぐ卒業する。
両親は離婚し母方の方について行ったが育児放棄、虐待のフルコンボ。
そんな中育った俺たちは6人揃って家出ってことを決意した。
なんて昔の事を思い出しながら今日も仕事へ向かう。
LINE🎶
テンポよくなるリズムに俺は嫌気が差してしまう。
「行かないと」
がちゃ
誰にも言っていないお仕事が今日も始まる。
きっとみんな俺が遊び行ってるって思ってる。
だけどみんな優しいから。
そんな自分を酔く仕立てあげるような自分に酔ってる俺に無性に腹が立ってしまった。
続きます▶️