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【風花視点】
キィィィー!!!ンコンカーンチリコンカーンコン(予鈴)
風花「あ、よび、よ、……よびりん、?ちがう、ん?」
なんって読むんだったかなぁ、忘れちゃった。
ゲス子「…予鈴なっちゃったねっ♡♡」
風花「そう!よれい!予鈴や!思い出した!」
ゲス子ちゃん思ってたより賢くてびっくりしたな()…あれ、今、予鈴がなったのか?
風花「…ってことは、、、遅刻だ。」
ゲス子「あれれっ!うそっ♡ゲス子達遅刻しちゃうよぉんっ♡♡うぇっふぅん♡」
風花「ちゃう、もう遅刻済みや…」
ゲス子「とりあえずぅ!♡早く行かないとぉゲス子達がぁ”ぁ”ぁ”あ”‘ん”“♡怒られちゃうっ♡」
いつもの僕ならサボるだろうが、今回はせんせーの機嫌が悪かったため、怒られるのは危険だと思う、わざわざサボって怒りのピークに達したせんせーに怒られに行く趣味は無いため、大人しく賛成し教室に戻ることにする。
風花「そやな。戻ろか」
ゲス子「…うんっ♡」
まぁ、案の定先生にはこっぴどく叱られた。みんなにも笑われたし、やっぱサボった方が良かったかもな。
梨々花「…マイキーまた寝てる、、、」
風花「おきろこらー、さすがに単位まずいぞー。」
マイキー「んん…おれべつに進学しなくてもいいし……」
まったく、何言ってんだか、僕は将来が心配だよ彼の(誰目線?)
風花「場地と同じになるで、しかもここに場地たち居ないから一人ぼっちやで。」
マイキー「それはなんかやだっ!おはよ!!(๑ー̀ωー́)キリッ」
ドラケン「wwおはよw」
三ツ谷「おいおい、場地が可哀想だろ…?」
こういう時だけ起きるのまじでウケるwはぁーw…ん?あ、春千夜のクラス、リレーじゃん。
※風花は窓際の席です。
風花「┃ω・๑)ジィー」
春千夜「視線?…!」
あ、気づいた。つかここ三階やぞ、なんで分かるんだよ。
春千夜「な、ん、だ、よ(口パク&マスク越し(←ここ大事))」
風花「!!ウーン…が、ん、ば、れ(口パク)」
春千夜「スッ(マスク外す)…(σ-`д・´)ベッ」
風花「💢」
…今のはちょっとイラついちゃったかもなぁ、?後で指蹴っとこ(主が友達にミスってやっちゃったヤツ…痛くて泣いちゃってびっくりした。)
梨々花「なーにしてんのっ?♡」
風花「ビクゥッΣ(OωO )」
梨々花「あぁ〜w春ちゃんが寒い中体育してるー、がんばぁww( ˶ᵔᵕᵔ˶و)و」
春千夜「黙れ、窓開けて喋ってくんな!💢💢💢」
梨々花「あははははwwwww」
先生「授業させろや貴様らぁぁあ!!!!」
…こっわこの人。ほんとに僕の姉か?
色々あって放課後
ゲス子「あれれっ…?ど、どうしよ…?♡」
風花「?ゲス子ちゃんどしたん?なんかあった?」
ゲス子「あっ♡ふうかちゃあんっ♡どーしよぉぉんっっ♡」
風花「うん、だからどしたん」
ゲス子「あ、あのね♡…じつは、前の学校でね、転校する前にぃ♡好きな人と写真撮ってもらったんだけどね……無くなっちゃったの…あの、ほんとにどうしたらいいのかわかんなくて…どうしよう、?♡」
ゲス子ちゃんのハートが無くなってる…(復活したけど)にしてもどこで落としたんだろう?廊下…はさすがになさそうだよな…ゲス子ちゃん可愛いから直で渡されそうだし。拾った人が保管してるかもという線は別にして。
風花「…うん、ゲス子ちゃん」
ゲス子「ッん、?」
風花「ウチ、手伝うで、写真探すの。このあと時間あるやろ?」
ゲス子「…へ、い、いいの?!♡」
風花「おう!」
ゲス子「.*・゚(*º∀º*).゚・*.」
ゲス子「ありがとなのぉんっっ♡♡!」
風花「別にええよ、今日暇やったし*ˊᵕˋ*」
ゲス子「やったぁ!♡さすがゲス子のぉ…し♡ん♡ゆ♡う♡!!」
風花「あっはw今日あったばっかなんになんか親友になっとるwまぁええわ!こんな気が合うとか、ほぼ親友みたいなもんやし?☆とりあえず梨々花に伝えとくわ!(* ‘ᵕ’ )☆」
ゲス子「はぁーぃっ!♡♡」
⋆˳˙ ୨୧…………………………………୨୧˙˳⋆
《ゲス子視点》
…あっはははwwはぁ〜wおっもしろいッッ!こんなに上手く騙されてくれるなんて思ってもなかったわ!w
今まで感じたことがないくらいに…楽しい、楽しい…のに、なんで、なんで…
なんでなの…?どうして、?…そもそもこんな方法あってるの???
──子…ちゃ!
というか、なんで私こんなことやってるんだっけ、?わからない、イケメンに囲まれてるから…?あの子が可愛くて優しいから、?…それとも、
あの、キラキラな笑顔ができることが羨ましいから…?
げす…ちゃ、!!
風花「ゲス子ちゃん!!!!!!」
ゲス子「…へ、?」
風花「だいじょぶか?何回も呼んどるんになーんも返事してくれへんから…」
ゲス子「え、あ、大丈夫だよぉ!♡」
落ち着け私、そんなことわざわざ考えても意味が無い。…うん、そうよ、いじめるのに理由はいらないもんね
風花「…そう?」
ゲス子「うんっ♡」
風花「うーん…見つからへんなぁ。あと行ってないのはどこや?」
あと、もうちょっと…
ゲス子「えぇーっとぉ♡あっ♡♡屋上かなんっっ?♡」
あと、もうちょっとで…!!!
風花「りょ、はよ行こ!!もう20分経っとるし」
ゲス子「は〜あいんっ♡あっまってよぉっ!♡」
⟡⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⟡
《風花視点》
なんかな…なんかわかんないけど屋上に行ったらダメな気ぃする。なんでだろーな。
というか…写真…写真とかもう屋上に落としたなら風で飛ばされてるくね、?
あれ、ゲス子ちゃんてブレザーしてたっけ…..たしかうちの制服ポッケなかったはず…?
風花「!、着いた」
ゲス子「早く入ろうよっ!♡もしかしたら写真があっても風で飛ばされちゃうかもっ♡」
風花「あ、…うん。」
キィッバタンッ…カチャッ
風花「!?」
風花「ゲス子…ちゃん、?なんで鍵…」
ゲス子「はぁ〜疲れた〜wやっとここまで来たわ」
風花「…?」
これが、こいつの…素顔?
風花「はぁ、演技してたのは分かってたけど…これ程とは…」
ゲス子「風花ちゃん。そこ、立って。」
風花「…わかった」
どっかのドラマで見た事あるな…このシーン、確か立たされたあとは…
ゲス子「動いたらダメだからね?w」
ガッッ
風花「ッッ…!」
ちょっと待ってよ、ねぇ、なんで。この技は…この技は…弱いのに、強い『あの人』が教えてくれた…つか、腹は普通にキツイて、吐きそ()
ゲス子「自己紹介で言ったじゃん。わたし、強いよって」
風花「ぶりっ子なのに、ほんとだなんて思わないでしょ…!」
ゲス子「私ね…色々とあってさ?佐野道場ってところで何年か鍛錬してたんだよねー」
風花「佐野道場…やっぱりマイキーのとこの…」
ゲス子「ん?何?マイキー君?…あぁ、そういえばマイキー君の本名、『佐野万次郎』だったっけ?」
ゲス子「へぇ、マイキー君のとこの道場だったんだ、あそこ。」
ゲス子「…まっ、そんなこと、今は関係ないんだけどね!!!」
シュッガッ
風花「いった…」
タラッ
あー、やば、ちょっと耳たぶのとこ切れたかも、じんじんする…
ゲス子「なんでだろ、何でかわかんないけど…その顔…その!余裕そうなのにどこか辛そうな…はぁぁぁあ♡、もっと…もーっと、苦しんで…♡苦しむところが貴方はいちばん綺麗…」
風花「ッ…はッ、??なに、いってんの?君。」
ゲス子「こんなことしてる理由…やっと見つけられたッ!…でも、ここでガーッとやっちゃうと、ダメだし…ま、今回はこんくらいでいっか!!ᵔᢦᵔ」
どういうこと、?『こんなことしてる理由が見つけられた』『一気にやってしまうとダメだ』って、何…?意味もなく殴られて蹴られてたってこと?…とりあえず終わったのかな?
ゲス子「あっ、そうだ風花ちゃん!」
風花「?」
ゲス子「誰にも言わないで、私がいいって言うまで。お願い」
風花「え、あ、…うん、?」
なんで、?というか、こういう時って普通『何があっても言わないで』じゃないの?…まぁ、とりあえず許可が貰えるのなら、まだいいのかな…?