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「よく来たね、」
そんな言葉にすら驚かず、唖然としている、俺
真っ白な空間の奥には、誰もが見惚れてしまう 中性的な顔立ちをした神らしき人物。
「お、俺は死んだはずじゃ…」
そんな、俺の発した言葉に、神らしき者が笑う
「はっはは、君は〖転生召喚〗されし人間の一人だよ」
「転生?…なるほど、よくある、異世界転生ってわけか…」
「そうそう!君、呑み込みが早いね〜、他の人間だったら、「拉致監禁で通報するぞ!!」なんて言われたから、死者の国へ送り返してやった」
その神(仮定)は、にかっ、の効果音が似合うその顔で笑う。
「神?の癖に慈悲は無いんだな、で、俺はこれからどうなる?」
「そうだな~、ボクの力をありったけあげるから、世界最強になってみない?」
俺はまたもや唖然としている。神の力?世界最強?いや、なってみても悪いことは無いかもしれない。
「わかった。しかし、魔王とか倒さなくていいのか?」
そう、俺の世界では普通、こんな感じの展開で知られている。
「ああ、それは…この前召喚した勇者がたおしちゃったよ?」
え、あ?俺の存在意義が存在異議になってしまったぞ(困り顔)。______と次の瞬間
「う、うぅ…頭が割れそうだっ」
「あはは、今から君が行く、世界の情報を、君の頭に流し込んだ。自分の能力値が知りたいなら、〖ステータスオープン〗って唱えたら見れるよ。あっちの世界では、ステータスと言う言葉の概念が無いから、僕から教えとくね。」
神が言い終わる頃に、頭の痛みが、薄れていった。
「それじゃ、行ってらっしゃい~。〖転生〗…」
「おい💢ちょ、待ってく___…」
淡い光を身にまとった俺は、言葉を言い終える前に、転生した。