【 時透side 】
終わりのアナウンスが響くなか、私は言葉を発した。
時透「ご、五条…」
五条「は?」
時透「気絶!?気絶してる!?」
時透「もしもぉ〜し!!ダイジョーブですか!?生きてますかぁー!!!」
五条「いや、お前自分に斬りかかってきた奴の心配すんのかよ。」
時透「やっぱり?やっぱ、私に斬りかかってきてたよね!?」
時透「そうだよね!?こっちに斬りかかってきたよね?!『去ね 時透家ぇぇ!!』って言ってたしね?!」
只今パニック状態に陥っております。
時透「と、とりあえず、、」
五条「取り敢えず?」
時透「こーゆー時は餅つけ。餅つくんだ!」
五条「言いたいことはわかった。お前が落ち着け。」
時透「それにしても、なんで私に斬りかかってきたんだろ、、」
みんなの所へ向かう途中、
大分落ち着いた私は
謎の男を背負っている五条に疑問を投げかけた。
五条「それゃあ、、コイツ水戸家の人間だろ。参加名簿に載ってた。」
時透「水戸家?なにそれ。」
そんなんも知らないのか、、と呟く五条。
逆になんで知ってんだよお前。
五条「お前ん家同様、地位が結構高い家だよ。」
時透「え”、ますますなんで狙ってきたんだ、、」
五条「そりゃああれだろ。」
五条「時透家は最近地位上げてきてるし、」
五条「五条家にお前が嫁げばさらに地位が高くなるからな。」
五条「大方、嫁ぐ前に殺そうって魂胆だろ。」
時透「こっわぁ…」
水戸「すみませんでしたぁぁ!!」
男の人は担任にキツく指導された後、
私に深々と頭を下げた。
時透「いえいえ、私、特に何もされてないですし…」
五条「命狙われてたじゃん。お前」
奈々「指導だけなんて、甘いんとちゃう!?」
硝子「しばきますか?」
真美「首チョンパぐらいは妥当でしょう」
夏油(怖っ…)←と、思ったが、言葉にしたら身の危険を感じたため、口をつぐんだ夏油 傑(15)
夏油「それにしても、悟が宵を助けるとはね…」
五条「助けたワケじゃねーよ。」
五条「狙ってた獲物が横から刺されたらムカつくだろうが。」
五条「俺は俺で気に入らなかった奴を倒しただけ。」
五条「気に入らなかった奴は全員ぶっ倒す。お前の時は手元が狂うかもしんねーがな。」
時透「プッw、わざわざ反対側から来るとか……コイツ絶対私のこと好きじゃん。ウゼぇ〜」
五条「好きじゃねーよ!💢」
拝啓 “ 任務帰りに夜蛾せんせーの教卓にあがっていた参加名簿を勝手に見た ”君へ
君は君のしたい事をしただけなので、
貸し借りはなしですよね?
コメント
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え?何?ツンデレかよ