テラーノベル
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「…え?、そんだけの理由?」
「…そうだよ、言ったんだから早くどいて、」
「…じゃあさ、もうひとつ聞きたいんだけど、なんで気を遣われたくないの?」
・・・
「…お前さ、気を遣うと雰囲気とか喋り方が優しくなってなんかむず痒いし、何て言うかその、、、、すげぇかっこよくてさ、なんかどきどきして調子狂うんだよ!」
…ぎゅッ、と目を瞑り、勢いのまま思っていた言葉を吐き出した、、、、、、あれ、、、?
頭が急速に冷えていく、、、、、俺もしかして今めっちゃ恥ずかしいこといった?
「、、、」
…?、、反応がない、気になってどんな顔をしているか恐る恐る目を開け奏斗の顔を確認しようとした瞬間いきなり、でこぴんをされた
「…いったぁ、な、なんだよ!」
「雲雀さ、僕のこと好きなの?」
やっと喋ったかと思ったら、にやにやした顔でそう言われた、、その言葉に頭の中が?で埋め尽くされ、は、と小さい息がもれた
「だってどきどきして、恥ずかしいから心配かけないようにしてたんでしょ?」
「な、、!ち、ちげぇよ!、そう言う意味じゃねぇし!別におめーのことはそういう目で見てる訳じゃねぇ!!」
「…ふw、いや別にそっちの意味で言った訳じゃないけどねwもしかして勘違いしちゃった?w」
「…な、おまッ…!、」
「ごめんってwちょっとからかっただけだよw本当いいリアクションしてくれるねw
…よいしょ、んじゃ、僕は風呂入ってくるね」
…何だったんだ?、ってかこれただ俺が恥ずかしい思いしただけじゃん、、
…まぁでもそのお陰か叱られなくてすんだからまぁ、よかった、のか?
「…はぁ、、」
さっきのやり取りに疲れ急に眠気が襲ってきた、、流石に人ん家ベッドで寝るわけには行かないのでソファーで寝る、別に寝れんことはないしな、横になり目を瞑る
「…雲雀さ、僕のこと好きなの?」
…いや、違う別に友達として好きなだけだけ、奏斗を恋愛的な目で見たことはない、、、
…でも、最近奏斗がかっこよくみえる、前まではそんなことなかったのに、さっきだって押し倒されて心臓の音がうるさかった
…んー、考えても分かんないし余計なことは考えずに寝るか、奏斗もあの調子なら明日にはいつものテンションに戻ってるだろ
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