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ミミと出会ってから3週間くらい経った
ミミは私に懐いて、ずっと私の隣にいるようになった
私もミミのことが大好きで、このままいつまでも一緒にいたいと思っていた
でも、ある日、聞いてしまった。
『まだ来ないんですか?』
「…?」
『あと一ヶ月…』
『そっちはどうですか?…へ〜、楽しそうですね』
『私もちょっと戻りたいな、宇宙に』
「…ぇ」
心臓がどくどくして、呼吸が荒くなった
色々な考えが頭の中で動き回って、言葉に言い表せない気持ちになった
宇宙ってことは、つまり、ミミは宇宙人ってことで
宇宙人は、地球を崩壊させて
私の家族や友達を奪った…
私は、気づいたらミミのいるところへ走っていた。
許せないと思った
悲しいと思った
でも、なぜか
寂しいとも思った。
これからどうすれば良いのか、
宇宙人なら仲良くなったらダメなのではないか、
また、一人になるのか
走ってきた私に気づいて、ミミは飛び跳ねた
『ぅえっ⁉︎シィナ!?』
「……ミミ」
『あ、あのさ、ぇっと、違うの、』
「ミミ!」
『ぁ…』
ミミは涙目になって必死に謝った。
『ごめんっ、ごめんなさぃ…しぃな、ゆるして…』
何回も、何回も、泣きながら
聞き取れなくなるくらい泣きながら
ミミは必死に謝った。
「いいよ、もう」
「ミミはさ、宇宙人なんでしょ?」
『ぅ、ん』
「詳しいことはわかんないけどさ、全部忘れてよ」
「ずっと、私と一緒にいて?」
視界がぼやけて、ミミの顔が見えなくなる。
今、わかった。
宇宙人がきて私の大事な人を奪った時も、今も、
許せない、悲しいと思ったけど、 前は泣かなかった。
でも、今は涙が止まらない。
それは多分、ミミのことが好きだからだ。
友達に対する好きじゃない、恋愛としての好き。
一人きりだった時の寂しさを埋めてくれた、大事な人
その人が宇宙人だと知って泣いてしまった。
『シィナ、怒ってる…?』
おずおずと聞いてくるミミに、笑っこたえた。
「ううん、全然」
「ミミはさ、宇宙に帰りたい?」
『… 』
『シィナがいるなら、それでいい』
多分ミミも、同じ気持ちなんだろう。
『シィナ、ぎゅってして』
「うん、おいで」
そのあと私たちは寝転がって、星空を見た。
ミミは少ししてから、眠った。
私はその日、あまり眠れなくて、一人で星空を見続けた。
ーnext continueー