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俺「それで?、どうするんだよこれから」ハテナ「どうもこうもありません」
ハテナ「脱獄するでしょう?」俺「…だよな」
そうして、二人はペンを持ち、計画を練った。 あれから二日後 夜10時半
俺「よし、計画の下書きは出来た」
ハテナ「ここからは本格的に計画を考えましょうかね」
タッタッタッと、向こうから足音が聞こえてきた。
ハテナ「足音がします、計画書を隠してください!…」俺「分かった…」 バッ
急いでベットの下に、計画書を隠した。
足音はどんどんと近づいてくる。
ハテナ「ッ!この足音は…」???「死刑実行日が決まったぞ、お前達…」
ハテナ「また会いましたねぇ…」俺「肩幅広ッ…」
そこには、包帯でぐるぐるに巻かれた、狩山がいた。
狩山竜二「話はよ~く聞かせてもらったよ」 ガチャッ‥キィィ…
そういうと狩山は独房のドアの鍵を開け、中に入った。 キィ‥ガチャン!
俺「なっ何の用だよ、出て行けぇ!!」狩山竜二「ここかな?」ハテナ「ッ!」
狩山はベットの下に手を伸ばし、計画書を見つけた。
狩山竜二「あったぞぉ、ん?」 狩山は何かに気がついた。
狩山はベットから、二枚の紙を取り出した。
ハテナ (紙が二枚ある?、計画書は一枚しか書いてなかったハズ…)
狩山竜二「お前ら、計画書を二枚も書いたのか…」
俺「いや!、計画書何て書いてない!!」
ハテナ「いや、計画書は一枚しか書いていませんよ」俺「いや言うなよ!!」
ハテナ「そのもう一枚の紙は何て書いていますか?」
狩山竜二「えーと、今日深夜二時半に、脱獄計画を実行する。
これが、最後の日記となるだろう。今までこの刑務所には
お世話になった。なので、この脱獄者0人のこの刑務所に、
新たな歴史を刻もうと思う。俺がこの火炎刑務所初の、脱獄者になる。」
ハテナ「あ、裏に何か書いてありますよ?」 ピラッ…
狩山竜二「なっ…、」俺「何だ何だ?」ハテナ「どうしました?」
狩山竜二「…はっ、針山或…!!」ハテナ「…ほう」俺「誰だよそいつ」
ハテナ「針山或、この刑務所を唯一脱獄した、伝説の男ですよ」
狩山竜二「くっ、あの野郎…」 その時だった。
ドワアァァァァァ…!!!!
針山の日記紙が、真っ赤な炎で燃えて消え、 バンッバンッバンッバンッと
一気に、刑務所の電気が照らされた。
狩山竜二「あちちっ、どうなってやがるっ!!」俺「なっ、何だ!!!」
ハテナ「誰かが電気をつけたらしいですねぇ…」
狩山竜二「何だ!?」右奥の方から、銃声のような大きな音が聞こえた。
ハテナは、様子を見る為、音が聞こえた方に、目を向けた。
ハテナ「…貴方達、仕事ですよ」その時、ハテナに銃口が向けられ、
引き金が引かれた。 ドォォンッ!!!! キィィンッ!!
放たれた銃弾は、幸いにも、牢屋に弾かれた。
???「さあ、ショーの始まりだ!!」 バァッ…!! ???警部「…」
警部が放った銃弾が、心臓に命中した。 その瞬間
謎の男の心臓は、みるみる内に、再製していった。
俺「おいおい、どうなっていやがる…」狩山竜二「この野郎…」
???警部「何で戻ってきた、自首でもしに来たのか?、」
針山或「自首?、何を言っているのかね、」
狩山竜二「針山、だから、何で戻ってきたって聞いてんだよ」
針山或「ハハッ、そう怒るなよ、理由はただ一つ…」
そう言うと、針山は腰にあった刀を抜き、狩山に向かい走り出した。
狩山も瞬時に判断し、刀を抜こうとした。 だが、刀が無くなっていた。
そう、針山が持っている刀が、狩山の刀だったのである。
針山は、狩山の隙を見て、刀を奪い取ったのである。
そして、狩山は左肩を落とされた。 ハテナ「なっ、針山ァァ!!!」
栗谷警部「ッッ!!」 ザシィィッ!!!! ボトッ
栗谷警部も、右腕を落とされた。
ハテナ「…狩山…警部…!!」ハテナ「フハハ…!!!!」