テラーノベル
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はい、
𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥❗❗
🍍視点__
焚き火のはぜる音が、耳の奥でぱちぱちと静かに響いていた。
夜の空気は、昼間の喧騒が嘘みたいに静かで。
演劇が終わって、打ち上げの喧騒も落ち着いて──
みんながグラウンドの向こうに集まっているなか、
俺は一人、体育館裏で星を見上げていた。
📢「……🍍」
声がした瞬間、胸が跳ねた。
振り向けば、王子様の衣装のままの──📢。
📢「どうして、こんなところに?」
🍍「人が多いところは、ちょっと疲れちゃって。」
📢「そっか、…そばに居ていい?」
__その言葉はもう、演技じゃない。
これは──📢の本音。
俺は、ただ頷いた。
火の粉が舞って、夜空に吸い込まれていく。
📢の手が、そっと俺の指に触れた。
📢「🍍、これからも、俺の隣にいてくれる?」
🍍「うん。俺で、よければ」
そっと重なった手。
たぶん、この瞬間が──
俺たちの物語の、はじまり。
胸の奥が、きゅって締めつけられた。
あれは演技。そう言い聞かせてた。
でも__
📢「……あれは、演技じゃなかった」
📢が一歩、俺の前に踏み出した。
真っ直ぐな目で、俺だけを見てる。
📢「俺と付き合って、 」
(ああ、やっぱり……)
気づいてた。
ずっと前から、俺も。
📢「俺の大切な人に、なってください」
勿論。
🍍「嬉しいッッ……//」
言ってから、顔が熱くなった。
📢は少し驚いたように目を見開いて、
それから、静かに笑った。
📢「俺も……気持ちが伝わって嬉しいッ」
その声は、本番の演技のときと同じ──
でも、どこか違っていた。
もっと、素の。やさしくて、
少し震えてるような。
📢「🍍。あの台詞、覚えてる?」
🍍「え?」
📢「お前に言った、あの台詞」
(『俺だけの、大切な人になってくれませんか』)
忘れるわけないじゃんッ……
🍍「急にアドリブ入れるって言うから何んだと思ったw」
📢「ww……あれは本心、あの台詞のままだと気持ちが真っ直ぐ伝わんないと思ったから」
🍍「そっか、……凄くかっこよかった//」(ニコッ//
そっと📢の王子衣装のネクタイを自分に近ずける
📢「ッッ……?!?!///」
🍍「俺だって度胸はある//」(ニヒッ
夜風に吹かれながら俺達は甘い口付けを交わした__
🦈視点__
夕焼けの廊下を並んで歩きながら、🦈はふと呟いた。
🦈「……🌸君、気づいた? 👑ちゃんと🍵っちー、付き合ったみたいだよ? 」
🌸君は静かに頷く。
🌸「うん。🍵っちーの気持ち…ちゃんと届いたんだね、👑ちゃん……すごく頑張ってたしてたね」
🦈達は立ち止まり、窓の外に沈む夕陽を見つめた。
🦈「ねえ、🦈たちさ……何かできるのかな? 2人とも、すごく大事な友達だし」
🌸「🦈……やっぱり、優しいな」
🌸君はふと微笑み、そっと🦈の手を握った。
🌸「……だったら、俺たちは2人の“応援団”になろっか。
ただ見てるだけじゃなくて、ちょっとだけ背中押すとか」
🦈「うん!でも、無理やりじゃなくて、自然なかたちで」
ふたりで顔を見合わせ、ふわっと笑い合う。
ふと、🌸は🦈の髪に夕陽が当たるのを見て、ぽつりと言った。
🌸「……今日の🦈、すっごく綺麗」
🦈「えっ……な、なに急に~~~////」
🌸「照れてる🦈が、いちばん可愛いよ?」
🦈「ら、🌸君~~!!もぅ、からかわないでよ//」
――そして、
“そっと友達を支えるふたりの想い”もまた、
小さな風になって、物語の中を吹いていく。
数日後__
🌸視点__
中庭のベンチ。
お昼時、🦈が俺に話しかけた。
🦈「ね、🌸くん。🍵っちーって、すごく一生懸命なんだよ。不器用だけど……まっすぐで、自分の気持ちを持ってる」
俺は、🦈の横顔をちらりと見た。
🌸「うん。……👑ちゃんも、最近ちょっとずつ変わってる気がする。 きっと、🍍の事の節目が着いたんだと思う」
🦈「そうだといいなぁ。……あの二人、幸せになってほしいよね」(ニコッ
そう言って、ふわっと笑った🦈。
その笑顔に、俺の胸がぎゅっと締め付けられる。
(……ほんと、🦈は優しい)
だから、🦈なんだよ……
俺は笑ってごまかしながら、そっと🦈の手元を見つめた。
その指が、誰かの恋の行方を心から祈るようにぎゅっと握りしめられているのが、どうしようもなく眩しかった。
(俺も、応援したいよ。🍵と👑ちゃんの恋の発展を)
(だけど、🦈。君の視線が“誰か”に向けられるたびに、俺の中のわがままが、抑えられなくなるんだ)
──まだ、伝えない。
まだ、気づかれないように。
俺の想いは、今日も胸の奥で、そっと揺れていた。
(でも、そんな優しい🦈が、“他の誰かの幸せ”だけを願ってるのが、 ……ちょっと悔しいって、思っちゃうのは、ずるいかな)
俺はふと、言葉を探すように視線を落とした。
そして、ちいさく呟く。
🌸「……🦈。俺、最近ちょっと困ってるんだ」
🦈「困ってる? どうしたの?」
🌸「……好きな人が出来たんだけどね、その子はすっごく他人想いで…… 自分のことよりも、友達の幸せばっかり優先するんだ」
🦈「!……そっか。その子、素敵な子だね!」
(だから、🦈なんだよ……)
そんな言葉は、あなたに届く訳もなく__
🦈視点__
ベンチの上で、🌸君の言葉に耳を傾けていた🦈が、ぽつりと口を開いた。
🦈「ねえ🌸くん。その“好きな人”って、どんな子なの?」
🌸君は一瞬、言葉に詰まった。
だから、🦈を目の前にして本当に純粋に聞いているようにする。
それがまた、答えにくくて、苦しているのかもしれない。
🌸「……優しくて、いつも周りのことばかり考えてる子。 でも、自分が誰かに頼るのはすごく下手で……笑顔が、すごくきれいでさ」
🦈「わあ、それ……すっごくいい子だね!」
🌸「……うん。俺にとっては、世界でいちばん、ね」
🌸君は照れ笑いを浮かべて、でも、どこか切なげに目をそらした。
🦈「……?」
🌸「……じゃなくて、好きな子と、仲良くなれたらって思ってるよ、!」(慌
🌸は言いかけた言葉をごまかして笑った。
それでも、耳はほんのり赤く染まっていて、
🦈は不思議そうに見つめる。
🦈「🌸くん……なんか今日、変?かも…どうしたの?」
🌸「そ、そう?//いつも通りだと思うけどなー?」(緊張
🦈がくすっと笑う。
🦈「ふふ、でも……🌸くんって、優しいよね。
誰かのことをそんなふうに思えるの、すごいことだよ」
🌸君はその言葉に、ほんの少しだけ救われていた気がした。
🦈はそんな🌸君の横顔をじっと見つめてから、ふと呟いた。
🦈「……その子、🌸くんの気持ちに、気づいてくれてるのかな」
🌸君は静かに首を振った。
🌸「ううん。全然。……というか、俺のこと、“ただの友達”って思ってるんだろうな」
🦈「……そっか」
ふたりの間に、夕暮れの風が吹き抜けた。
ほんの少し、寂しい空気。
でも、それを誤魔化すように🌸君が立ち上がる。
🌸「でもまあ、いいや。今はまだ、この距離でも。
……俺、少しずつでいいから、ちゃんと“こーーー”」
🦈「”こ、”………?」
🌸「その子に想いが伝わればいいと思うから…//」
🦈「そっか………」(ニコッ
🌸君は誤魔化した…何を言おうとしたか、…凄く気になったが…あまりにも追求しすぎるとこの関係が壊れてしまうかもしれない、
🦈「🦈は🌸君の恋愛〝応援するよ!〟だから頑張ってね!」(ニコッ
🌸「……………うん、ありがと…」
( ¯꒳¯ )複雑な気持ちぃ…
バイビー👋👋
🫶と🌾いっぱいお願いします(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞))
主は勉強と戦ってきます‼️(ง🔥Д🔥ง)
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