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てかさ、これ、すとぷりの肝試し編あげたじゃん?!
その違うバージョン書いた!
旅館の夜。
先生たちが「消灯だぞ~」と見回りしてから少し経った頃、
誰かがこっそり声をあげた。
ころん「ねぇ!せっかくだから肝試しやろうよ!」
莉犬「うわっ、きた~!絶対やると思った!」
さとみ「マジかよ……俺ホラー苦手なんだけど」
ジェル「おいおい、さとちゃん大人っぽいくせに怖がりやんけ」
さとみ「う、うるせぇ!」
ななもり。「よし、じゃあリーダー権限で決定!肝試し開催~!」
るぅと「はぁ……結局こうなるんですね。でも楽しそうです」
・近くの神社までペアで行って、置いてある鈴を鳴らして帰ってくること。
・ペアはくじ引きで決める!
結果――
ななもり。&ジェル
さとみ&ころん
莉犬&るぅと
暗い山道を歩きながら……
ころん「さとみくん、ビビってない?」
さとみ「は?俺は全然余裕だし」
(その直後、木の枝がバキッと折れる音)
さとみ「うわっ!!」
ころん「ぎゃははは!さとみくんビビってる~!」
さとみ「ち、違う!反射的に声出ただけだ!」
(結局二人で手を取り合いながら全力ダッシュで戻ってきた)
莉犬「ねぇねぇ、るぅとくん本当に怖くないの?」
るぅと「別に。ただの夜道ですし」
莉犬「すごっ!俺もうドキドキしてるんだけど」
(ガサガサッと茂みが揺れる)
莉犬「ひゃっ!?」
るぅと「……猫ですよ」
莉犬「……猫かぁぁぁ!!心臓止まるかと思った!!」
(でも鈴を鳴らして、帰りは笑いながら戻ってきた)
ジェル「なーくん、ほんまに平気なん?」
ななもり。「余裕余裕!!」
(その瞬間、仕込んでいた先生が白い布をかぶって現れる)
ジェル「うわあああああ!!」
ななもり。「ぎゃあああああ!!」
(なーくんも全力で叫び、二人そろって全速力で逃げ帰った)
全員そろったあと、部屋でまた大爆笑。
莉犬「なーくん、めっちゃ叫んでたじゃん!」
ななもり。「あれは……演技だから!!」
さとみ「どこがだよwww」
ころん「動画に撮っておけばよかったな~!永久保存版だわ!」
るぅと「でも、みんな無事でよかったです」
その夜も、布団の中で笑いが止まらないまま、修学旅行の夜は更けていった。
どうだ!