新連載します…!
ノベルはそもそも書いたことないけど初挑戦!
でも残念ながら紫桃しか出ません…
出るかもだけどほんと極わずかだと思います。
コメントで言われたら出すかもしれない…
タイトルは
「まだ知らない約束」
気に入ってくれると嬉しいです。
1話はプロローグなので少し短めです。
⚠️注意事項
今回は前作と違って注意事項はここでしか書きません。もちろんなんか注意事項が増えたら言います。
1.ご本人様とは関係ありません。
2.BL要素を含みます。
3.カプはmzkty
もし他のメンバーも出すとしたらprak、attgになります。
4.口調等が現実と少し変わる場合があるかもしれません。
以上です。
それでは作品に入ります。
第1話 「転校生」
ktyside
朝の教室は僕にとっては少し明るすぎてその空気に溶け込むことができない。
友達は狭く深く作るタイプだが、このクラスにはまだ友達と言える存在はいない。
人との接し方って、正直よく分からない。
素の出し方とか、誰かと心からの会話をするとか、みんなどこで学んでいたんだろう。
教室が少しざわつき始めた。
いつものように聞き耳を立ててみると、今日転校生が来るらしい。
僕も男だ。
かわいい女の子だったらいいな〜と思っていたが、どうやら男らしい。残念だ。
特にすることもないのでペラペラと意味もなく英単語帳をめくってみる。
encounter 出会い
promise 約束
…正直に言えば英語はそこまで好きじゃない。
かと言って話す友達もいないし。
チャイムが鳴った。
なんだか少し解放された気分になる。
もっとも、単語帳を開いたのは僕自身なのだが
先生がガラリとドアを開けて、
先生は「転校生が来ました」と言い、1人の男を連れてきた。
先生が彼に自己紹介を促した。
彼は黒板に「mz」とだけ書いた。
先生が彼の苗字を補足しながら転校の経緯について話した。
彼は親の都合で引っ越してきたらしい。
得意なものや好きなもの、趣味などについて聞かれても「特にない」
kty(無愛想な人だなぁ…)
無愛想…だけど、少し彼のことが気になった。
得意なものも好きなものも趣味も知らない彼が、少し僕と重なって見えた。
休み時間になった。
彼の周りに少し人が集まったが、すぐに皆はそれぞれ友達と話し始めて、1人になっていた。
彼もまた僕と同じようにクラスでとけ込めないでいるのだ。
mzさんのことが気になる。
話しかける?いや、僕にそんなことができるだろうか。でも…どうしても彼のことが気になって仕方がない。
結局昼休みになった…
だけどここで絶対話しかける…!
まずはお弁当を一緒に食べるところから…?
桃「ねぇmzくん…一緒に昼ごはん食べない?」
mzside
??「ねぇmzくん…一緒に昼ごはん食べない?」
俺と昼ごはんを一緒に食べたいと言うやつなんて珍しい。
俺は昔から親の都合で転校してばかりで、
仲良くなった友達に別れを告げる度
俺は心を締めつけられるように苦しくなる。
だから俺は人と関わらない。
誰かと仲良くしたりなんかしたら、俺もそいつも傷つくだけだ。
だから断ろう、そう思っていたのに…
「いいよ」
何で俺はそんなこと言っちゃったんだろう。
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