テラーノベル
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(佐久間視点)
「んっふふ〜ん♪」
まだかな?まだかな?
「佐久間、落ち着けよ」
「行く前からテンション高いじゃ〜ん、わら」
電車に揺られながら、窓の外を眺めてたら、隣に座る翔太と前に座るふっかに笑われる。
「だって、楽しみなんだもん!!」
みんなで海!!!
楽しむぞー!!!
電車の中で2人と雑談しながら海に向かう。
みんなって言っても、残念ながら阿部ちゃんと照と涼太は忙しいらしくて断られちゃった〜…
阿部ちゃ〜ん……何で今日も夏期講習あるわけ…!!!?
海に行ったら真っ先に叫んでやる!!
予備校のばかやろー!!!!って!
「康二たちはどうやって来るの?」
ふっかに聞かれる。
「あー…何で来るって言ってたっけ?」
現地集合!ってことにしたけど、何で来るって行ってたっけ?
なんか言ってた気もするけど、忘れたから翔太に聞く。
「……知らん」
だよな、翔太が覚えてるわけないか。
「ま、会ったらわかるでしょ!」
あ〜!早く着かないかな〜!!
「海に行ったら何する?」
やりたいこと、いっぱいあるよね!!
翔太とふっかは顔を合わせる。
そして、頷き合って……
悪い笑顔を浮かべた。
「「ビーチバレーじゃない?」」
「………え?」
び……ビーチ、バレー……?
「さ〜くま♡もちろんやるよね?」
「あいつらと合流したら、ちょうど3:3で分けられるしな?」
ふっかと翔太に逃さないっていう笑顔を向けられる。
俺、球技苦手なこと知ってるよな、こいつら……!
「ま、まぁ?佐久間さんはナンパ…そう!ナンパしないといけないからさ!!」
海に行くんだったらナンパはつきものだしっ!!?
ビーチバレーよりも楽しいだろっ!!!
「ナンパって……お前、会長は?」
「うっ…!」
翔太に隣から視線で刺される。
あ、阿部ちゃんを裏切るわけではなくて……
ふっか!お前はどうなんだ!!
俺の視線に気づいたふっかが、にっこり笑う。
「俺、ナンパするよりされちゃうタイプだからさ、わら」
うっぜーー!!!!!!
(向井視点)
「………」
あかん、落ち着かん…
何でラウールくんと目黒くんは涼しい顔で座っとるん!?
これ、高級車やんか!!!
「ほ、ほんまに俺も一緒でええの?」
「ラウが一緒に行きたいって言ってるし、俺も一緒に行きたいから」
「え……えぇ…?///」
確か数十分前。
俺は2人に誘われて、海まで一緒に行くことになった。
ラウールくんが車を手配してくれるらしくて、俺と目黒くんがラウールくんの家に行くってなってたんやけど……
「めめ!康二くん!!いらっしゃーい!!」
ラウールくんの明るい声が響いて振り返ったら……
「………ぇ…?」
高級車の隣で、笑顔で手を振るラウールくんやった。
三文小説
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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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「ら、ラウールくん……?それ…?」
まさか、ラウールくんが運転するん…?
いや、え?
ラウールくんって、お金持ちなん!!?
え?め、目黒くんは……!?
「めめ、おしゃれしてないね〜」
「だって海じゃん」
高級車なんて気にせずにラウールくんと話しとる!!!!!
「え?え??」
全くわからん…!!!
ラウールくんと目黒くんが俺とは住んでる世界が違うことは重々承知してたつもりやけど、こんなにも違うん!!?
何で目黒くんは普通なん!?
え!?これが東京の普通なん!!?
「……あれ?康二くん、面白い顔!!」
「…へ!?」
驚いて何回も目黒くん、ラウールくん、高級車を見てたら、ラウールくんに笑われる。
いや……えぇ…?
「そっか、康二はラウの家に来るのは初めてだもんね」
いや、目黒くん?
そういうことちゃうで…?
そのまんま説明もなく、ラウールくんに促されるまま車に乗り込む。
うわ…!座席フッカフカや…
俺は、ラウールくんと目黒くんに挟まれて真ん中に座ってる。
……運転席に、なんか執事みたいな人おるんやけど…
ラウールくんって、ボンボンだったん…?
「康二、海楽しみ?」
「お、おん!!もちろんやで!」
目黒くんに隣から囁かれた。
うぅ……2人に挟まれるなんて、心臓に悪いやん…!!///
さっきからずっとバクバク言ってる…
海に行く前に俺死ぬん?
「康二くん康二くん!!海に行ったら何しようね?」
「そ、そやね!!何しよか?」
ラウールくん!!顔近すぎや!!
キラキラしすぎてまともに見れん!!!
2人のイケメンに囲まれて、俺ほんまにもたんかも知らん!!
「や、やっと着いた……」
ようやく解放されて、久しぶりに外の空気を吸う。
車の中はいい匂いしとったし、目黒くんとラウールくんからも甘い匂いしとったし、なんか、もう酔いそうや……
イケメンすぎて、キラキラしすぎて酔いそうやん!!!
「海のばかやろー!!!!予備校の、夏期講習のばかやろー!!!!!!」
「ヒアッ!!!」
な、なんや今のおっきい声は……
車から降りて安心し切った俺の耳に、多分海の方から聞こえてきたであろう声が聞こえてきた。
海に来て叫ぶ人、ほんまにおるんやなぁ…
「康二、海だね」
「そうやね」
「康二くん!海の家だよ!!」
「そうやね」
だめや……
車から抜け出せても、このイケメン2人からは逃げられん。
(渡辺視点)
「俺の阿部ちゃんを、返せーーー!!!!どあっ!!?」
「うるせー!!」
海に向かってずっと叫び続ける佐久間に、我慢できなくなった俺の左手が動いた。
こんなことするくらいだったらナンパの方がよっぽどマシだ!!!
ジタバタ暴れるピンクを抑えるために、ふっかがいる方向を向く。
「おい、ふっかも止め…」
「お姉さんごめんね、今は友達と一緒で」
「そうなの〜?ざんね〜ん」
「また誘ってね〜、わら」
女性2人組に笑顔で手を振ってるふっか……
「おい!!!!」
まじでナンパされてるじゃん!!!?はぁ!!?
こいつら………めんどくせー!!!
康二たちはまだ来ねぇのかよ!?
「……あっ、渡辺先輩!!」
この声は……
「康二!遅い!!」
「えぇ!?集合時間10分前ですよ!?」
そうなんだけど違うの!!
「おお!やっと来た〜♪」
ジタバタしてた佐久間も、ルンルンになって起き上がる。
何なんだこいつは…
「先輩方、今日はありがとうございまーす!」
「ありがとうございます」
「いいのいいの!全部佐久間が責任取るから!わら」
感謝する生徒会役員(ラウール)と生徒会役員(目黒)に対して返したふっかの言葉で、佐久間の顔が凍りつく。
当たり前だ。
元はと言えば全部佐久間だしな。
(深澤視点)
海………
最後の最後まで、みんなと一緒に水具に着替えて泳ぐか迷った。
傷は、目立たないくらいには治ってたけど、傷ってわかるくらいには跡が残ってる。
でも……
俺は、泳ぎたいって思った。
みんなと一緒に、泳ぎたい。
水着は、一応持って来てる。
佐久間も翔太も……多分、康二たちもだよね。
「よし!みんな揃ったし、早速泳ごうぜ!!」
佐久間の声が響く。
みんな、海の家の方に歩ってく。
……佐久間には、泳がないって言っちゃったけど…
「うん、行こう」
俺の言葉に、佐久間はちょっとだけ驚いた顔をしたけど、すぐに笑い返してくれる。
「……よっし!行こうぜ!!」
「ちょっと、痛いんだけど〜?わら」
佐久間にバシバシ肩を叩かれながら、俺もみんなと一緒に海の家に向かう。
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ふか💜が甘えを覚えたか😆? 良き良き✨
🖤🤍🧡が可愛すぎる…笑 💜も安心し始めてるみたいで良かったです!