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あぁ、
頭がガンガンする。
耳鳴りも今までにないくらい
やばい音がしている。
僕の脳が、
正常な思考ができないと叫んでいる。
「ふふ、ちゃんと薬が回ってきたんだね。
鼻血出ちゃってる。」
「あ゙ぇ゙…?」
ぼた
ぽた、
本当だ。
「こぇって、
あふないくすりじゃないれすか…?」
鼻血、止まらない。
それもお構い無しで、
ソラさんが僕と唇をあわせる。
「君は随分と、 おしゃべりな子だねぇ。
さっき 黙れって言ったのに。
聞こえてないの?」
「あ、」
「まぁ
いいよ、
言うこと聞かないとどうなるか
教えてあげる。」
すると、ぴっと鼻をつままれ、
ソラさんの舌が僕の口内に入りこむ。
「んっ…う」
これが、キス…?
酷い頭痛の中に紛れた
快楽
舌が絡まりあって擦れ合う。
ソラさんの舌が奥まで無理やり入ってきて
僕の呼吸を妨げる。
「んぐ…はッ…ん」
(あ、もう苦しそうな顔になってきた…
でもまだ、
涙目になるまで虐めないと
僕の気が済まないや。
体、びくびくしてる。
ふふ。
奥、喉の奥まで。もっと深くまで。
舌を噛みちぎるのが駄目なら、
窒息死させよう。)