テラーノベル
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ウェイの回想シーン(数日前の河川敷戦にて。
普通完璧連合軍の機動隊風兵士Aがこう言った。
『ミャンマー人のラテン料理?何だよそれ…しかもミャンマーってビルマのこと?』
妹ハインにしばかれていて愚痴をこぼしながらもこの発言は彼にとっては許せなかった。
ウェイ『おい、そこのお前ら….今何つった?』兵士A『何ってビルマって言ったけど?』
ウェイ『おいテメェらマジでぶっ潰してやるぜ!!俺らの国のことを勝手にビルマと呼ぶんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!ミャンマーとして、バマー族としての誇りってやつをテメェらに見せつけてやるぞ!!』
と怒りが頂点に達し鬼のような険しい表情をして走って兵士たちを『ドンッ!!』、『バンッ!!』と殴って蹴っていった。
ウェイ『妹から教わったブラジリアン・ムエタイだ!!喰らいやがれ!!』
ウェイを冷笑しながらこう呟いた。
ハイン『フフッ..バカコー。そう来なくっちゃ。ビルマと呼ぶことは私たちミャンマー人の誇りが持てなくなる。日本をジャパンと呼ぶのと一緒ってことよ』と言い、二刀のダーで兵隊たちを『バキッ!!バキッ!!』と薙ぎ倒すのだった。)
そして清掃係のヤン・ロンもいて話しかけてくれた。
ロン「彼はある意味いざという時はがむしゃらに戦いながらも何よりも純粋で、真っ直ぐな一面もあるんですよ。」
トッポギ「彼はヤン・ロンさんで歳は40歳。従業員の中では最年長だけど清掃員として黙々と働いているんだよ。」
ロン「私はこう見えてミャンマー人なんです。コーカン族という少数民族なんですが、私はこの見た目のせいで中国人と誤解されたり、余所者扱いされたこともあってここへ移住しました。」
ザウの回想シーン(数日前の河川敷にて。
ウェイが怒りに任せて兵士たちに突撃していく。
「おいテメェらマジでぶっ潰してやるぜ!!俺らの国のことを勝手にビルマと呼ぶんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!ミャンマーとして、バマー族としての誇りってやつをテメェらに見せつけてやるぞ!!」
鬼のような険しい表情で、ウェイが兵士たちを殴り、蹴り飛ばしていく。
ロンがザウに声をかけた。
「行きましょう、ザウさん。」
ザウは淡々と言った。
「ええ、そうですね。対機説法したいけど、そうはいかないですか……パヤー様がこの戦いを見たら、煩悩に悩まされてると解釈するかもしれませんね。」
(テーラワーダネタですか? あなたらしいですね、ザウさん)
ロンは心の中でそう呟く。
「私は日本国籍を取得したロヒンギャ族として……」
「私はコーカン族の誇りとして……」
「この戦いに参加させてもらいます!!」
二人は声を揃えると、ウェイの背を追って兵隊たちの中へ飛び込んでいった。)
コメント
1件
わあ、第44話。 「ビルマ」呼ばわりにここまで激怒するウェイの姿、すごく熱かったです。バマー族としての誇り、って言葉が彼の根っこを感じさせて。あと、それを見て黙って従うヤン・ロンさんとザウさんの静かな対比も好き。ロンさんが「コーカン族の誇りとして」って声を揃えるシーン、ぐっときました。 それにしても、ウェイ、ブラジリアン・ムエタイまで妹から教わってるんですね。兄妹の絆がこんな形で出てくるの、微笑ましかったです(笑)。 次が気になります!