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モブ獅子「ふふっ… ここね、太宰治…。お望み通り殺して やるわ」
一人の女がとある建物を見上げる。赤い唇をにやりと口角を 上げる。そしてヒールの音を鳴らしながらその建物へ向かった。
モブ獅子「すみません… こちら武装探偵社で合ってるでしょうか?」
国木田「あぁ… 貴方が例の依頼人ですね。どうぞ、こちらに座ってください」
モブ獅子「はい。ありがとうございます」
国木田「で… ご依頼の内容をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
モブ獅子「実は、今朝入手した情報があり…。武装探偵社 様…。貴方達は太宰治に… 騙されています。」
国木田は思わず目を見開いた。太宰に騙されている?それは 何時ものことだが…。依頼人の目を見るかぎり嘘をついてい るようには見えない。
国木田「具体的に教えください。」
モブ獅子「太宰治… 「共謀殺人138件、恐喝312件、詐欺 その他625件」…。そして彼は歴代最年少でポ ートマフィア幹部に登りつめた男です。」
国木田「っ!?…」
モブ獅子「そして今朝… 中央公園で殺人事件がありました よね?それも彼の指揮官のもと行われたと… 私 は見ています。」
国木田「その情報は… 本当ですか?」
モブ獅子「はい。この命を賭けてもいいでしょう。」
谷崎「国木田さん…」
側で聞いていた谷崎が酷く怯えた瞳で国木田を見た。国木田 も何がどういう事なのか理解できていない表情をしていた。
モブ獅子「では、資料をここに置いておきます。依頼内容 は… 太宰治… 彼を逮捕… 願わくば処刑して ほしいのです。」
国木田「っ!?… わかり…ました…」
谷崎「国木田さん!!」
国木田「確実な証拠がある以上疑う余地がないだろ う。」
谷崎「そんな…」
モブ獅子「では、私はこれで失礼します。」
モブ獅子はそっと立ち社を出ていった。その間も静寂が部屋 を支配した。誰もが思った。こんな時、社長か乱歩さんが居 ればと…。生憎二人共長期の出張に出ていた。
太宰「おっはよ…..? あれ… 何故こんなに静か…? 何か あったのかい?」
国木田「太宰…これはどういう事だ?」
太宰「何がだい?」
国木田「っ!この人殺しが!!」
太宰「っ!…」
国木田の言葉に思わず太宰はビクリと震えた。
国木田「何故探偵社に居るのだ!」
国木田「共謀殺人138件、恐喝312件、詐欺その他625 件… そしてポートマフィア歴代最年少幹部…」
太宰「何故それ… を….」
太宰は震える声を抑えながら聞いた。
国木田「今朝依頼人から聞いた。その依頼内容は… 太宰 治を逮捕… 願わくば….. 処刑だそうだ…」
太宰「っ!…ぇ、…」
谷崎「太宰さん…」
中島「太宰さん… 嘘… ですよね… あっあの時助けてく れたじゃないですか!」
中島は嘘だと言ってほしいと言うかのように太宰に返答を求めた。
国木田「…もう通報した… 過ちを悔い改めよ….」
太宰「っ!!ぁ… な… んで…」
国木田「もう一度聞く… 何故人殺しが此処に居るん だ?」
太宰「ァ…..え….と….」
国木田「答えろ太宰!!!!!」
大きく轟いた声は弱った太宰の心を壊のは容易かった。太宰 は其の場から逃げるかのように出ていった。慌てて国木田達 も追いかけた。
太宰Side
今朝、探偵社に行ったら皆が静かだった。
嫌な予感がして国木田君に聞いたら
「これはどういう事だ?」
と返ってきた。
全く主語が足りない。
流石に分からなかった のでもう一度聞こうとした。次は
「この人殺しが」
と言われた。
何で… 何で君の口からその言葉が出てきたの?
後半も消したはずの過去の事を話していた。
何で… 何で?
此処にいるのが怖くなった。
みんな… みんな怖い…。
やっぱり僕には光の世界は無理だったよ、織田作…。
僕は闇の世界でしか生きられないようだ。
気付いた時はもう走り出していた。
きっとすぐに追いつかれてしまうが。
その時だ。
外に出たら…
中原「よォ… 太宰」
愛車に手を添えて立っていた中原が居た。
太宰「ちゅ…や…?」
中原「ほら… 帰ろうぜ」
太宰「帰っていいの?」
中原「首領も姐さんも御前の帰りをずっと待ってる ぞ」
太宰に手を差し出す。太宰は迷いながらもその手を握った。 この時の太宰は気づかなかっただろう。中原がにやりと笑っ ていたことに…。そして中原は太宰を壊れ物かのように優しく扱いながら車に乗せポートマフィアに車を走らせた。
車内にて…
太宰「ね…ちゅうや」
中原「ん?」
太宰「あの時のこと…、覚えてる?」
中原「あァ覚えてるぞ」
太宰「君はもう別れたと思ってるけど… ぼっ!?」
途中で言葉が途切れたのは中原が太宰の唇を自分の唇で塞い だからだ。所謂キスだ。それはただ触れるだけで終わった が、太宰の顔は林檎のように赤くなり口をパクパクさせるば かりであった。
中原「今も付き合ってると俺は思ってたんだがな」
太宰「わっ分かったよ///浮気したら許さないからな」
中原「あァこんなことするのも手前だけだよ」
太宰「っ、///」
作者より
やっべーね…
中々下手すぎる
国木田ひどす
こんな下手な文?ですが
♡やコメントくれたらもっと頑張れるです!