テラーノベル
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※この話には、多少の暴力表現 ・ が含まれます
それでもいい方はどうぞ
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ここは地下室。音がよく響く所で、真っ暗だった。唯一の光は、上の窓から溢れる太陽の光のみだった。
🇧🇾「う”ッぐぁ”ッ!??」
🇧🇾「父…さん、”、ごめ”んな”さ……」
殴る音が地下室に反響していて、この場にいなくても伝わった。
☭「うるさい。前からお前にはちゃんとした”躾”をしなければいけないと思っていたんだ」
…痛い、苦しい、息が止まりそう。
どうして最愛の親に殴られなければいけないのか。なんでこんな辛い思いをしなきゃいけないのか……。
毎日、どう考えても、その答えに辿り着けることはなかった。
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🇬🇪「…ベラルーシ、さっき連れてかれてたよね」
🇬🇪「大丈夫かな……」
ここは別の部屋。正確にはカフカス地方専用の部屋だ。
お世辞にも「清潔」とは言えず、家具もまともに揃っていない。
そんな中、ジョージアの不安そうな声が響いていた。
🇦🇿「ばーか、大丈夫な訳ないでしょ」
アゼルバイジャンが、ジョージアの不安を慰めようともせずに追い打ちをかける
🇦🇲「あの人の機嫌を損ねたりしたら、すぐに地獄行き。無傷じゃすまないよ」
それに合わせるようにアルメニアも言う。
慰めたくても、慰める言葉が無い。全て事実だったからだ
🇬🇪「…そう、だよね……」
諦めた声色で俯く。
🇦🇿「怒られるだけならまだいいけど、暴力まで振るってくるんだし」
🇦🇲「それも1発ずつ全部重い」
そう、殴られるのはさっきのベラルーシだけではない。このカフカス地方も、別の国たちも皆理不尽に暴力を振るわれる
🇦🇿「まぁ機嫌を取ったらいいだけだよ。1つでも失敗したら、しばらく嫌われるけどね」
🇦🇲「たまに連帯責任の時もあるから最悪なんだよね〜」
そうこう話しているその時、ドアの音がドンドンとノックされた。
🇦🇲「ん?…誰だろ」
半ば警戒しながら扉を開ける。もし”ソ連”だったら危険だから。
🇲🇩「あの……」
立っていたのは意外にもモルドバ。いつもバルト三国たちと過ごしているようだが、今日は1人だけ。
🇦🇿「あれ、モルドバじゃん、どうしたの?」
アルメニアの後ろから顔を覗かせてモルドバを見る。
🇲🇩「えっと、その…こっちの部屋、地下室が近くて…音がよく響くから……怖くて、」
🇲🇩「だから、ここに少しだけ居させてくれないかな……?」
🇦🇲「ここに?…俺は別にいいけど、ジョージアとアゼルにも聞きなよ、とりあえず部屋入りな」
🇲🇩「ありがとう…!」
モルドバを部屋に入れ、ドアを閉めた。
アルメニアが「椅子足りないから床で悪いけど」と言いながら床に座らせる。
それだけだと身体が痛くなるだろうからクッションを下に引いてあげた。座布団なんてものはないから、自分たちの枕などを代用してあげるしかない。
🇬🇪「え…モルドバ?」
🇬🇪「一体なんでここに?」
🇦🇿「怖いからここに来たんだとよ」
🇬🇪「怖い?…あぁ、なるほど……」
🇦🇲「廊下で話を聞いててもダメだしひとまず部屋に入れたんだよ。俺は賛成だけど、君らがどうするかだね」
ベットの上に寝っ転がる。
🇦🇿「俺も別にどっちでもいい。ただ邪魔しないでくれるとありがたい」
面倒くさそうにアルメニアの隣に寝っ転がった
🇦🇲「…ちょ、狭いんだけど。」
🇦🇿「仕方ないだろ?ベットは1つしかないんだからな」
この部屋には、現代にある頑丈なベットなんてなかった。ただ簡単にダンボールで組み立てられて、布団が敷かれているだけの物。それも広く作られてはいるが一つだけなので、いつも3人で寝てる時は狭かった。
ちなみに、アゼルバイジャンは「ベット」と言ってはいるが、今のようなベットの形はしていなかった。
🇬🇪「んん…僕もいいよ、怖いよね……」
咳払いして話を戻すように、ジョージアが優しくモルドバに言ってあげた。
そうするとモルドバは、嬉しそうにパッと顔を輝かせた。
🇲🇩「ほんとにっ!? ありがとう … ! 命の恩人だよ!」
🇬🇪「大袈裟だなぁ … 笑 」
苦笑して、モルドバの頭を撫でてあげた。自分より年下の国を見ると、可愛がりたくなるのはジョージアの癖だ。
だが……
🇦🇲「楽しそうにしてるところ悪いけど、モルドバが生活するスペースはどうすんの?」
その空気を壊してしまうように、アルメニアが現実的な話をした。まぁまず誰かが話さなきゃ、後で大変な目にあっていただろうから良いのかもしれないが。
🇦🇿「ベットは貸せねぇよ?元々こっちが使ってるし、モルドバが寝れるところもない。寝たところで身体がバキバキになるだけだ」
と、アゼルバイジャンがベットを広々と使い始める。
🇲🇩「あ…僕は床で寝るよ、この部屋に居させてもらってる側だもん」
申し訳なさそうな顔をしながらそう言った。
🇬🇪「そ、それはダメ!モルドバ、君が僕の寝る所を使っていいよ。」
🇲🇩「…へ?」
一瞬、意味が分からなかったように、瞬きを繰り返した。そして理解できた時には───
🇲🇩「そっ、そんなのこっちの方が駄目でしょ……!!」
🇬🇪「いや、いいんだよ…慣れているから」
🇦🇿「ソ連さんのお仕置を食らって地下室で3日も寝てたもんな?可哀想に」
嘲笑うようにジョージアを見るアゼルバイジャン。
🇬🇪「…うるさいな、今その話は関係ないでしょ」
と、話を逸らした。
モルドバは、まだ食い下がろうとしたが
🇦🇲「あー、無駄だって。大人しくベット使わせてもらいなよ」
🇲🇩「……」
🇲🇩「…うん……わかった…」
と、ベットに入り込む。
この部屋には時計すらないから、いつ夜なのか、昼なのかが分からない。直感でベットに入り眠るのだ。
ジョージアは、さっき言った通り自分の布団を床に敷いた。
🇬🇪「モルドバが来てから、あんな話をする必要が無くなったから助かったよ」
🇲🇩「え、あんな話って、?」
🇬🇪「独り言。ほら、時間合ってないかもだけどもう寝よう、休憩しなきゃ」
何かを言わせる前に、強制的に眠らせた。
アゼルバイジャンとアルメニアは、少し言い合っていたがそのうち寝てしまった。
最後に起きていたのはジョージア。
🇬🇪「…ベラルーシ、無事だといいな…また狂っちゃわないといいけど……」
と、不安そうな顔をしながら眠った。
きっと、いや絶対、殴られるのが終わっていても、地下室でベラルーシは立てないくらい苦しんでいることだろう。
寝てる時もビクビクしながら眠るソ連の構成国たちであった
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…最後、雑すぎですね……
勉強しなきゃ行けないので、最後適当になりました💦ごめんなさい、次はちゃんとやります
そういえば最近、アメデジにハマりました。好きになったけど、内容がよく分かりませんでした🤔理解力が無いのかな … ??
それでは
#旧国あり
みりん
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コメント
1件
読ませていただきました。地下室に響く音と、カフカス地方の部屋の静けさの対比が怖いくらいに効いていて、同じ空間にいながら逃げ場のない空気がひしひしと伝わってきました。特にジョージアがモルドバに自分の寝床を譲る優しさと、「慣れているから」とさらっと言う諦めの温度差に胸がぎゅっとなりました。それと、最後の「ベラルーシ、無事だといいな…」――みんなそれぞれに必死で、でも誰も助けられないもどかしさがじわりと残りました。続き、とても気になります。最後の雑談も含めて、素直で誠実な姿勢が伝わってきました🌷