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in万事屋
『おはよーございまーす。不法侵入失礼しまーす』
銀時「んだよ、鬼の副長の彼女ともあろう奴が不法侵入なんぞしてんじゃねーよ」
神楽「お、変態女アル」
新八「あ、桜さん。おはようございます!」
『日に日に神楽ちゃんから”変態女”と呼ばれる気が……』
銀時「だってそーじゃん」
『お前だろ教えたの 100%お前だろ
神楽ちゃん、私は変態じゃないからね!!』
神楽「ずっとトシトシ言ってる奴が何言ってるネ」
『ングッ……!!』
いや、いやいや?
私は近藤さんではないし??
ストーカーじゃないし???
正式に彼女だし????
ソファに座り、買ってきたケーキを出す。
『はい、どーぞ』
神楽「マヨのカノジョに昇格してやるネ」
『やった!!!!』
新八「それで喜んでいいんですか……」
コトッとお茶を置きながら新八くんが言う。
“変態女”呼びから”マヨのカノジョ”呼びだよ??
まだいいほうじゃない??
『んでね、今日は依頼を持ってきたんだよ。』
銀神新「「「え???」」」
銀時「ちょ!おま!それを早く言えよ!!!」
神楽「これで暫くは卵かけご飯から抜け出せるアルか!?」
ちょいちょい、
ここ暫く卵かけご飯しか食べられてなかったの!?
神楽ちゃん可哀想に……
新八「よかったですね、銀さん 神楽ちゃん」
銀神「「んでその依頼とはな んだよ/にアルか!??」」
『えーとね、新しくできたケーキ屋あるじゃん?そこのミルクレープを買ってきて欲しいのと、またまた新しくできた和菓子屋でいちご大福買ってきて欲しいの!』
銀時「んで依頼料は?」
『3万でどうだろうか。』
3万、と言った途端うーんと唸る坂田くん。
神楽「3万じゃ直ぐに底を尽きるネ
30万用意するヨロシ」
『いや流石に30万はキツいよ??』
新八「それもこれも、全て銀さんがパチンコを辞めればいい話じゃないですか。3万でも有難いと思いましょうよ。」
あらやだ新八くんいい子
今度お小遣い持ってきてあげよう。
銀時「10万なら手を打ってやらん事もねーけどな。」
銀神「「さぁどーする」」
『何が さぁどーする なのよ。
しょーがないな、私の未来の旦那の為に貯金している金を出すしかないか。』
そう言って財布から諭吉様を15枚だす。
10と5の束に分け、10万の方を指さし
『こっちが依頼料で、』
と言い、5万の方を指さし
『こっちがケーキ・和菓子代ね。』
と説明する。
あと、と付け加え
『ケーキと和菓子4人分ずつお願いします。
んで、残りはあげるよ。』
と言った。