※not腐 捉え方によってはバッドエンド
※微軍パロ
ご本人様には一切関係ありません。
相棒組
ずっとkn視点です!
ut「なぁ、しっま…」
医務室のベッドに横たわり、酸素マスクを付けて弱々しく俺の名前を呼ぶ 姿が見える
ブルーサファイアのような瞳やな、と最近思うようになった
ブルーサファイアって自分で言っといて何かサムいな…
kn「なっなんや、どうした大先生(ガタッ」
前のめりになりながら返事をする
多分この医務室に来て5日間は経ったと思う
少しの仮眠しかとってないからか 睡眠不足で意識も虚ろとして来た気がする
だが、この部屋にいて俺が此奴のことを見ていれば此奴もそう易々と逝けんのやないかと馬鹿な考えが頭の中をよぎっている
だからこの部屋にいると安心する
ここから離れている間にコロっとタヒんでそうで怖い、怖くてこの部屋から離れられへん
ut「…寝ろよ、全然寝てへんやろ」
kn「 寝らんわ 」
寝れるわけがないやろ
小さい声でそう呟く
寝らんのやなくて寝れんのや
5日前─────────
kn「…今なんて言った?」
tn「大先生が敵に襲われ大怪我をして帰ってきた。さっきペ神に見せたんやが、下半身不随らしい。命も助かるかどうか…」
淡々と話す書記長の顔は冷静に見えたが、苦しさの混じっている顔にも見えた
涙をこらえているような、そんな顔
医務室の扉を開ける
ダンッ
kn「大先生!」
そこにはベッドに横たわり目を瞑る鬱としんぺいがいた
痛々しい程巻かれている包帯を見て布団に隠れていて見えない下半身の部分がどうなっているかを想像してしまい少し胸が苦しくなった
sn「まだ起きてはないけど、生きてる。呼吸してるよ」
kn「良かった…」
ほっ、と胸を撫で下ろす
そんな俺を見てしんぺいは少し辛そうな顔をした
sn「…コネシマ、このままだったらいつ亡くなってしまうか分からない。それにこの身体じゃ─────」
kn「どっちみち普通には生きていけへんってことか…?」
しんぺいは少し黙り込んで、首を縦に振った
sn「このまま目を覚まさない可能性だってある、だから期待させるようなことは言えへん」
だからといって絶対に諦めたくはない、
kn「…俺は、此奴が目を覚ますって信じてる」
俺がそう言うと、しんぺいは俺の瞳を見つめて少し微笑み
sn「出来ることは全部やるから」
そう言い残して部屋を出ていった
多分俺がここから出ていかないことが分かってて、2人きりにしてくれたんだと思う
kn「流石、あいつには勝てへんなー。ホモのくせによぉ」
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