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カーテンから朝日が差し込む。
こんなに綺麗な朝日を見たのはいつぶりだろうか…
最近はずっと会社に箱詰め状態だったからか不思議と涙がこぼれた
差し込んだ光を見つめながらまだ眠いと言いたげな体を起こす
3週間分の疲れは1日ではとれないとはよく言ったものだ
だが、ある程度は疲れがとれたので気が付かなかったことにした。
会社に行く準備を終わらせ、自由な時間を嗜む、珍しく時間に猶予があったため好きなことをさせて貰った
出勤する時間を知らせるアラームに楽しかった時間の終わりを知らされ現実に戻る、
「はぁ…」
本来なら行きたくなんか無いところへ行くからか
ため息が漏れる
「いってきます」
と、誰も聞かないであろう出発の挨拶をした
会社でやるデスクワークは面倒なものや楽なものまで沢山種類がある
それまでなら普通だが
それがあり得ないと思える程に沢山積まれるのだ
手を動かせば終わらない仕事なんか無い、
と、自分に暗示をかけるように頭のなかで繰り返す
兎に角手を動かす、それだけを考え、
なれた手付きで仕事を裁いていく
ふとした時にメールの確認を忘れていたことを思いだしウィンドウを開く、契約を結んだ会社の他に見慣れない名前からメールが届いていた…
見慣れない名前からのメールは1度無視して、他のメールの対応をする
1通りのメールの確認が済んだから例のメールを開く
『_________』
ゞもハジメ増して、渡シ場×××トもう染ます
ホん時つ刃アな他樣滲呉よ宇堅がア里、蓮楽を敷た迄出済。
苑要件とイ雨もノ刃、
くヶ次乃じゅウヨ荷地滲下ノ林くに貼って在る場所滲来て頂吉たいとイ雨もノです。
寄ろ敷くおねがイシ窓す。
どこか気味の悪い文字列のように見えるが、よくよく考えてみると分かるようになっている、
誤字というよりかは意図的にこのようになっているようで解読するとこんな文章になった
『_________』
どうも初めまして、私は×××と申します。
本日はあなた様にご用件があり、連絡をした迄です。
ご用件というものは、
9月の14日に下のリンクに貼ってある場所に来ていただきたいと言うものです。
よろしくお願いします。
と、直せば名前と題名以外は全然普通の連絡であることが分かり、もしかしたら間違いで私に送ったのかもしれないと思い上司に相談した。
「上司、私のメールにこんなものが届いていたのですが、なんの事か分かりますか?」
恐る恐る聞いてみると
「ただの気味の悪い悪戯だろ」
と、一蹴されてしまった。
私はこのメールが気になってしまい、少し調べてみることにした。