side🖤
ライブが終わった後、楽屋に戻っても、みんなの興奮は冷めなかった。
🩷「やばかったね、今の!」
佐久間くんがテンション高く言う。
🧡「客席、めっちゃ盛り上がってたよな?」
康二くんもニコニコしながら言う。
🤍「うん……正直、想像以上だった」
ラウールもまだ興奮気味に頷いていた。
俺たちはここまで来た。
9人で初めてのライブ。
確実に、ファンの声援が大きくなっている。
🖤「俺たち……本当にデビューできるかもですね」
思わず、俺は口にしていた。
その瞬間、楽屋がシンと静まり返る。
💛「目黒……」
岩本くんがゆっくりと俺を見る。
💜「……いや、俺もそう思ってた」
ふっかさんがふっと笑う。
💜「今日のライブ、手応えあったもん。俺たち、間違ってないよな?」
💚「間違ってない」
阿部ちゃんが力強く頷く。
💙「ファンが増えてるって実感できるし、9人のバランスもすごくいい」
翔太くんも少し考え込むように言った。
❤️「でも、デビューってどうやったら決まるんだろうな」
舘さんがポツリと呟いた。
確かに、俺たちがどれだけ頑張っても、決めるのは俺たちじゃない。
💛「……とにかく、今できることをやるしかないっしょ」
岩本くんが立ち上がる。
💛「もっと上手くなる。もっとファンを増やす。チャンスが来たときに絶対掴めるように」
🖤「……うん、そうだね」
俺は深く頷いた。
今日のライブで確かに感じた。
デビューの足音が、すぐそこまで来てる。
でも、それを掴めるかどうかは──俺たち次第だ。
💛「よし、明日からも気合い入れて行くぞ!」
岩本くんの言葉に、みんなが「おー!!」と拳を突き上げた。
9人のデビューまで、あと少し。
俺たちは、前へ進み続ける。
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