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渡辺『はぁ、、はぁっ、何処に行く気だ? 』

目黒 「人目に付かない最適な場所ですよ」



目黒に腕を引かれるがまま、俺たちは記者達を振り切って今もこうして駆けている。人目に付かないとこ、、か、。何処だ、


―――――――――――――――――――――



目黒 「着きましたよ?」



渡辺 『.、、、、、、、帰る、』



腕を掴み



目黒 「外に出たらまた記者に見つかって尋問されますよ?いいんですか?」


渡辺 『、、だとしてもこんなとこにいた方が問題だろ、、、なんで、、、ラブホなんだよっ!!』




目黒 「ここなら密室でスタジオから離れているからですよ。それに話もしたかったですし?」


渡辺 『、話?俺はお前なんかに話すことはねーから諦めろ。』



目黒 「、、渡辺さんって、アイドル目指してたんですよね?」



渡辺 『、、、だから、、なんだ?』




目黒 「いやー、聞いただけですよ。そんなに警戒しないでください、(笑)」





渡辺 『それにしても、ドラマで知り合っただけの俺を助けようとしたな。付き合いも長くないだろ?』



目黒 「んー、まぁそうですね。それは、あのドラマ、、渡辺さんはどう思います?」



渡辺 『、、まぁ、在り来りな話でつまらねぇよなぁ、、(笑)』



目黒 「、そういうところですよ。俺が貴方を助けた、、惹かれた理由は、。そういうのだと分かっていて本気で打ち込む、、かっこいいですね。」



渡辺 『はぁ、そんだけで助けるのかよ。お人好しにも程がありすぎんだろ、、』



目黒 「ふふ、(笑)渡辺さんにだけですよ。 」



[side 阿部]




向井 「ちょ、ちょ、ちょっ?!やばいわ!」



康二がスマホを見て、この世の終わりのような絶望と驚愕が混じりあったような混乱した表情を浮かべ、俺たちにそのような顔になったと思われるスマホ画面の内容を見せてきた




阿部 「、、ぇ? 、、、めめ、? 」








《渡辺翔太に密着していたところsnowmanの目黒蓮さんが彼を連れて逃げ出した》という速報が入ってきました。繰り返します、、ーー




ぇ、めめ??

お人好しにも程があるよ、人殺しだよ?

人殺し庇うとか最低だな、





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