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コメント
2件
マジ最高です✨️ 語彙力めっちゃ凄い…小説家になれるレベル
付き合って3ヶ月。
未だキスしたことすらない俺ら。
そろそろもう1歩進みたい。
そう思っていたある日のこと。
一学期が終わった日の帰り道。
「あちー…、こんなん焼け死ぬって」
「まじで…暑いね
mtk、顔真っ赤。タコみたい。」
「なんでタコなの!?」
そんな他愛もない会話を交わして歩く。
「ねー、wkiの家寄りたい」
「え?なに急に」
「いいじゃん、暑いしさ。すぐそこでしょ?一旦涼みたい」
「まあいいけど」
軽く受け流すように話しているつもりだが、心臓がすごい速さで脈打っているのがわかる。
家に恋人をいれるなんて、キスの前にやって大丈夫なものなのか。
今はただただ暑くて、何も考えられなかった。
「お邪魔しまあす」
玄関はまだうだるような暑さだった。
「 クーラーで部屋冷えるまで少しかかるかもだから、一瞬扇風機つけるね」
「ん、わかった。」
扇風機をつけ、それの前に2人で前であぐらをかく。風が ふわっと髪を揺らした。
「ふ〜……外よりだいぶいいね」
「ん、そだね」
なんだか、mtkが妙に色っぽかった。
汗で濡らした額、そこに張り付いた髪の毛。
宇宙人、だとか言いながら大きく開けた口。
「……mtk」
「?どうし……」
mtkが言い終わる前にそっと顎に手を添えた。
彼は目を見開き、顔を赤くする。
「キス…していい?」
「…うん」
ゆっくりと顔を近づけ、唇を触れ合わせる。
ちゅ、と湿った音が 扇風機やクーラーの風と混ざって響く。
mtkが苦しいと言うようにとんとんと胸を軽く叩いたので、唇を離す。
するとmtkは小さく吐息を漏らしながら目を逸らし、
「……しちゃったね、キス」
照れたように、でも少し意地悪にそう囁いた。
「うん…
ねぇ、もう1回…したい」
「ん…いいよ。
……でも、もうこれさ」
……
蝉の声が聴覚を独占する初夏の昼頃。
もうクーラーの風などは身体には届かないくらい、熱く 深く 愛しあった。
気づけばふたりはベッドの方へ。
俺は仰向けに寝そべったmtkの上に覆い被さり、彼の左手をぎゅっと握り、 もう一度深いキスを落とした。
体勢のせいで、少し濡れた髪の毛が彼の目にかかる。 すると彼は 擽ったそうに、ぎゅっと強く眉をひそめた。
「ふ……は、っん…」
先程のように触れるだけではなく舌同士を絡めあうと彼は、目をとろんとさせて 手を首の方にまわしてきた。
唇を離すと糸が引く。
俺を誘うかのような熱い吐息はひどく艶めかしい。
mtkの 汗でじっとりと湿ったシャツをめくると、細い腰が露になった。
「我慢できないかも… ごめん」
「いいよ。
俺の初めて、もらって。」
今 リクエストをしっかり書くために少しR描写を練習しているところでして…今回もR描写しようと思ったんだけどやっぱり無理だった泣
前は少しなら書けたんだけどね難しいね