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あの日、青い生命の星がたった一つの宇宙の欠片で一瞬にして赤い砂漠の星となった ほとんどの人類は死に絶えたが、
地下室に籠もっていた箱入り娘は運良く生き残れたようだ。彼女は地上から響き渡る轟音で目を覚まし、しばらく怯えた。 少し経って辺りを見回すと地球とは思えない惨状。辺りは砂に満ち、太陽は黒く 空は夕焼けのように紅かった
彼女は自分を地下室に籠もるように強制した両親を心から恨んでいた。欠片がぶつかった衝撃で地上にあるほとんどの物は吹き飛んだらしい。
彼女はもう自分を縛る存在がいない事に安堵した。
彼女は地下室の緊急箱の防護服とリュック 食料を取り出し新たな大地へ歩んだ。