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ぷりっつside
ぷり『やっば…急いで帰らんと…っ』
レコーディングがなかなか上手くいかず、気づいたら22時を回っていた
最近はライブや握手会などでリスナーさんに会える機会も多くバタバタした毎日を送っていて、明日と明後日は久しぶりにあっきぃと休みが重なったのだ
早く帰ってあっきぃとゆっくりしようと決めていたのに…!!!
全速力で家に走る
ぷり『ただいま!遅くなってごめん!!…あっきぃ?』
家に入るもあっきぃの声は聞こえず、頭にハテナが浮かぶ
リビングに入り、ふと、ソファーを見ると黄色い頭が見えた
ぷり『あっき…っ!?』
声をかけようとするとそこには俺のパーカーを着てすやすやと気持ちよさそうに眠っているあっきぃがいた
あまりのかわいさに思考停止する
ぷり『…はっ…危ない危ない…』
なんとか意識を取り戻し、パシャっとスマホで写真を撮る
そして、もう一度あっきぃに目を向けた
ぷにぷにのほっぺに甘い唇、ふんわりと香るシャンプーの匂い
俺のかわいい大切な恋人
あっきぃの全部が俺にとって愛おしくてソッと頭を撫でる
ぷり『…ふふっ、あっきぃはほんまかわえぇなぁ…笑』
そうボソッと呟き、軽くおでこにキスをする
毛布を持ってこようと立とうとすると、さっきよりもあっきぃの頬が少し赤くなった気がした
あ、もしかしてこいつ起きとるな
つい、意地悪したくなりあっきぃの耳元で呟く
ぷり『…あっきぃ』
あき『…っ』
ぷり『あっきぃ、好き。大好きやで』
あき『…ん、っ♡』
ぷり『ほんまかわえぇなぁ…寂しくて俺の服着て、俺のこと待っとったん?…♡』
あき『っ…んぅ、♡』
ぷり『ね、俺、寂しいやんか…そろそろ目覚ましてや…?』
あき『…っ〜〜〜〜〜!!…ぷりちゃん!!』
ぷり『あ、起きた笑』
顔を真っ赤にして勢いよく起きるあっきぃ
恥ずかしかったのか耳まで真っ赤だ
ぷり『目、覚めた?笑』
あき『…っ、ばか!!///』
ニヤニヤしながら聞くとバシッと叩かれる
そのままパーカーを深く被ってしまい、顔が見えなくなってしまった
ぷり『…あっきぃ』
あき『…ぷりちゃんのばか…!』
ぷり『あっきぃ、ごめんな?…反応かわいくてしてもうたんよ。…許してくれへん?』
頭を撫でながら謝ると、ひょこっと顔を出したあっきぃが口を開いた
あき『…して、 …よ』
ぷり『ん?』
あき『…ち、ちゅーしてくれたら…い、いいよ…?』
そう言ってチラッと真っ赤な顔をのぞかせてくれた
かわいいおねだりの仕方にキュンとしてしまう
ぷり『ふふっ、ええよ』
あき『ん、』
そう言うと、あっきぃは目を閉じた
あっきぃの唇にチュッと音を鳴らしてキスをすると嬉しそうにあっきぃが笑う
あき『…ふふっ、んふふっ笑』
ぷり『ん?』
あき『おかえり!ぷーのすけ!』
ぷり『!!…ふはっ、ただいま!』
幸せそうに笑うあっきぃが愛おしくて、思いっきり抱きしめる
あっきぃも手を俺の背中に回してギュッと強く抱き締め返してくれた
ぷり『大好きやで、あっきぃ』
あき『ぷりちゃん、俺もだよ』