コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ロゼside
朝の8時
まだ隣に寝てる彼女を撫でて、トイレに起きあがる
昨日は久しぶりのお泊まりでお互いを求めあった
ロゼ(…もっともっとって求めてきて、めっちゃ可愛かったんだよなぁ)
そう余韻に浸りながら寝室の扉を開けると、扉の目の前に泣きそうな顔のらいとが座っていた
ロゼ『うぉっ、らいと!?』
らい『ろぜぇ…』
ロゼ『大丈夫?』
らい『…なんで俺を1人にしたと!俺、寂しかったとよ…?』
ロゼ『ごめんなぁ、らいと』
らい『…ん、抱っこ』
珍しく甘えたならいとを抱き上げてポスッと一緒に布団に寝転ぶ
怒ってます!と言わんばかりに、わかりやすくほっぺをぷくっと膨らませるらいと
その姿に思わず、ニヤニヤしてしまいそうになる
らい『…ロゼ、俺を置いてどこいっとったと?』
ロゼ『トイレだよ、寂しかった?』
らい『ん…起きたらロゼいなくて寂しかった』
ロゼ『ごめんなぁ』
謝りながら頭をよしよしと撫でると猫みたいに擦り寄ってくる
普段はツンツンしてるくせに本当は甘えん坊ならいと
そんな姿を俺しか知らないことに優越感を覚える
らい『…おれな、ロゼの手好きなんよ』
ロゼ『そう?』
らい『…ロゼの手、優しくて安心する…ふぁっ…んん…』
ロゼ『らいと、眠い?』
らい『いや、寝たらロゼどっか行く…ウトウト』
ロゼ『大丈夫、どこも行かないよ。約束』
らい『..へへ、うれしい…やく…そく…スヤァ…』
そう言って、俺の言葉に安心したのかそのまま夢の中へ行ってしまった
すやすやと気持ちよさそうに寝る姿は赤ちゃんみたいで思わず笑みがこぼれる
ロゼ『ふふっ…っ、くぁぁ…俺も眠くなってきたな…』
すやすやと気持ちよさそうに寝てるらいとをみていると、俺もだんだん眠くなってきた
次、起きたら2人で何をしようか、そう思いながら俺は目を閉じた