テラーノベル
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これは俺の、いや俺が死ぬまでの10年を記録したものだ
「父さん!母さん!」
「早く出発しようよ!」
遊園地のきらきらしたライトが、俺たち家族を照らしていた。
楽しかった。ジェットコースターに乗って、観覧車の後にショップで買ったサンドイッチを食べた。
だがそう簡単に幸せは続かなかった、
続いてほしかった。ずっと、ずっと。
数日が経った。連休明けでも俺は学校が楽しみで仕方なかった。
「父さん、母さん!行ってきます!」
「枢は相変わらず学校が好きだな」
「午後に授業参観だからかしら。」
「俺、絶対発言するから!見ててよ!」
家族と最後のやり取りとも疑いもせず、俺は学校へ軽快な音を刻みながら登校した。
午後、授業に母さん達は来なかった。
「ただいまー」
『いつもは返事してくれるのにな..』
返事を求めてもう一度言ってみる。
「母さーん、父さーん?帰ってきたよー」
おかしい、奥の部屋の扉が開いてる。