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君が好きです

9 - 君が好きです #8

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2024年03月12日

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瑠璃「あ”ぁ最悪…」

祖母「大丈夫かい?(焦)」

瑠璃「大丈夫…笑今日町内会での集まりがあるんでしょ?行ってきていいよ」ニコ

祖母「でも…熱が8.0°もあるんだからお家で1人にはさせられないよ…」

瑠璃「私なら大丈夫…!笑おばあちゃんもたまには息抜きしないと!」ニコ

祖母「ほ、本当に大丈夫かい?」

瑠璃「大丈夫大丈夫…!ほら!時間無くなっちゃうよ!」ニコ

おばあちゃんを玄関まで連れていく。


祖母「じゃあ、行ってくるけど…何かあったら必ず電話してね?」

瑠璃「はーい」

祖母「帰りが遅くならないようにするわね!」

瑠璃「おばあちゃんも気おつけてね笑」

祖母「はいよ笑じゃあ、行ってきます」ニコ

瑠璃「行ってらっしゃい笑」


おばあちゃんを見送り、部屋へ向かってベッドに横になる。

瑠璃「…ん…?赤葦からメール来てる…」

なんか、なれないなぁ誰かと連絡するの何時ぶりだろ、それに赤葦と連絡取れるとか…まぁ、赤葦が勝手にやっただけだけど…


———————‐——————-‐——————-‐——————

赤葦「天宮ってスマホ持ってる?」

瑠璃「持ってるけど…なんで?」

赤葦「連絡先交換しない?」

瑠璃「え…!?ど、どうしても?」

赤葦「天宮ともっと仲良くなりたい」

瑠璃「ッ//い、良いけど…//」

赤葦「ありがとう笑」


瑠璃「……これでいいの?」

赤葦「うん、これで何時でも連絡出来る」

瑠璃「……?なんでニヤニヤしてるの…?」

赤葦「いや…笑これでもっと天宮の事知れるなって思って笑」ニコ

瑠璃「なッ!?/////君ってやつは……!!/////」

———————‐——————-‐———————‐—————-

瑠璃「…はぁ、とにかく返信するか…」


メール:

赤葦【まだ学校に来てなさそうだけど、大丈夫?】


瑠璃「…心配してくれてるのか…?」



瑠璃【ごめん、今日は学校行けない】


赤葦【体調悪いの?】

瑠璃【まぁ…熱が出ちゃって、まぁすぐ治ると思うから気にしないで。】

赤葦【いや、気になって授業集中出来ない】

瑠璃【ほんと大丈夫だから気にしないでね】

赤葦【わかった…じゃあ放課後待っててね。じゃあHR始まるからまた連絡する】


…………………………………………………………………………………


瑠璃「え?放課後待っててね…って…どうゆう事?…あーもう!頭が回らない!!もういいや…寝よ…体だるい…………」



一方学校に居る赤葦は──



先生「えー、出席とるぞ〜──────────────────────────────────────────────────────えー、天宮…は熱で休み…っと」


赤葦「…」

天宮大丈夫かな、熱だなんて…心配だな。

早く学校終わらないかな、今から学校抜け出して天宮の家に行きたい、天宮の顔が見たいし心配なんだけど…天宮には気にしないでって言われたけど…気になる、だって好きな人が熱だなんて心配でしかないよ、それにちょっと熱が出てる天宮の顔が見たい。絶対かわいい……はぁ、でも本当に心配だな、とにかく早く天宮に会いたいな、今日は部活休みだから学校終わったら早く行こう。


そして、学校が終わり。下校時間に


木兎「あれ!今日は瑠璃ちゃん居ないの!?」

赤葦「どうやら熱を出したそうです」

木葉「まじか!?大丈夫かなぁ…」

赤葦「本人は大丈夫って言ってましたけど、天宮の『大丈夫』は、大丈夫じゃないので。俺、天宮の家に行ってきますので」

雪絵「赤葦って本当に瑠璃ちゃんの事好きね〜」

雀田「アプローチは順調?笑」

赤葦「まだ距離はありますが…前よりは仲良くなれてると思います」

木葉「まぁ、頑張れよ!」

雪絵「はぁ、今日も瑠璃ちゃんの事抱きしめたかったのになぁ〜…それにほっぺで遊びたかった」

雀田「瑠璃ちゃん可愛いし、ほっぺぷにぷにだっよね〜!」

赤葦「…それじゃあ俺はこれで」

木兎「またな〜!!」






部屋

瑠璃「…なんか…朝より酷くなってる気が…マジで辛すぎ………おばあちゃん、楽しんでるといいな…」


『ピンポーン』

瑠璃「…?誰か来た…?」

ベッドから立ち上がり、玄関まで向かい。

ドアを開けると、そこには──

赤葦「…あ、天宮大丈夫?」

天宮、顔赤い…それに肩とか見えてる……てか髪の毛長、綺麗な白色。めちゃくちゃ可愛い…それになんかエ〇い…


ポカーンとした顔をしてる赤葦が立っていた。

瑠璃「…え?赤葦…?…あ、幻覚か」

赤葦「現実だよ、天宮」

瑠璃「そっかぁ…現実か」

体の力が抜け、崩れ落ちそうになった時、赤葦が急いで駆け付けて、天宮を抱き寄せる

赤葦「ッ間に合った……」

瑠璃「…ごめん、赤葦……」

赤葦「いいよ、別に。部屋何処?」

瑠璃「階段を上って…少し進んだら右側にある部屋が…ッ私の部屋……」

赤葦「分かった」

そう言うと赤葦は私を抱き上げた。

これは…お姫様抱っこ?

前にもあった気が……あ、体育祭の時だ




部屋に辿り着き、ベッドに天宮を下ろし寝かせてる。

瑠璃「ありがとう…赤葦」

赤葦「いいよ笑」

瑠璃「……」

赤葦「熱は計った?」

瑠璃「さっき測ったら8.5°…」

赤葦「高いね…タオルと水持ってくるね、台所とかは何処にあるの?」

瑠璃「階段降りて左…」

赤葦「分かった」



瑠璃「…」

まさか、初めて部屋に入れる時が熱を出した時だなんて……最悪だ


5分後

赤葦「お待たせ、おでこにタオル乗っけるね」

瑠璃「うん…」

タオルを水につけ、絞ったタオルをおでこに。

瑠璃「冷た〜…」

赤葦「……天宮、バレーやっぱりやってたんだね」

瑠璃「まぁね…中学で辞めたけど…」

赤葦「なんで、辞めちゃったの?」

瑠璃「…病気で辞めた、入院して今は落ち着いてるけど、激しい運動は控えるようにって医者に言われた」

なんか、余計なこと話しちゃうな…

赤葦「そっか……」

瑠璃「…私さ、JAPANだったんだ」

赤葦「………!」

そうだ、思い出した…


瑠璃「…楽しかったなぁ……笑君達がバレーしてるのを見た時、羨ましかった……笑…それと同時に、見たくなかった…」

赤葦「…」

瑠璃「また、バレーがしたくなるから……ッまた…バレーがしたい…ッて……ッ……(泣)」

赤葦「…バレーがしたいなら、俺とバレーしようよ、木兎さんもきっと一緒にバレーしてくれる」

瑠璃「…でも…」

赤葦「待つよ俺、天宮とバレーしたいから。ダメかな?笑」

瑠璃「…はは…笑…ッ仕方ないなぁ笑(泣)」

赤葦「天宮って『小さき天使』…でしょ?」

瑠璃「…!懐かしいなぁ笑…まぁね…」

赤葦「天宮が体育でバレーの授業の時、スパイク打ってたのを見て、思い出した。まるで羽があるかのように見えたんだ。テレビで見た事あって、思い出したんだ」

瑠璃「…そっかぁ」

赤葦「天宮、バレー部のマネージャーやらない?」

瑠璃「え?」

赤葦「バレーの経験もあって、何か悪い所とかあったら教えて欲しいし」

瑠璃「…少し、考えさせて欲しい」

赤葦「うん、分かった」

瑠璃「…ありがとう赤葦」

赤葦「…?何が?」

瑠璃「…色々と//」

赤葦「…ふ笑素直な天宮も可愛い笑」

瑠璃「う、うるさい…//なんで…簡単に言うのさ…//」

赤葦「忘れたの?天宮?笑」

瑠璃「…?」

赤葦「俺、天宮を意識させるって言ったでしょ?」ニコ

瑠璃「ッ!!/////」

赤葦「必ず、好きにさせるよ」

私の手を握り、赤葦は手の平にキスをした。

瑠璃「なッ!?/////ッ〜!!/////」

赤葦「ふふ笑」ニコ



「ただいまぁ〜!」

玄関のドアが開く音がし、おばあちゃんの声が聞こえた

赤葦「…?」

瑠璃「あ、おばあちゃんだ…!」


そして、私がオドオドしてると、おばあちゃんが部屋に入ってきた

祖母「瑠璃ちゃん、大丈夫か──」

赤葦「あ、お邪魔しています」((ペコ

祖母「………も、ももももしや!?」

瑠璃「違うよおばあちゃん!?この子は私のクラスメイトだからね!!」

赤葦に握られてた手を急いで離す。


祖母「そ、そうなのかい?か、彼氏かと…」

瑠璃「”ただの”クラスメイトだから!!/////」

赤葦「天宮…俺はただのクラスメイトなの…?」

瑠璃「話をややこしくしようとしないでくれる?!/////」

祖母「仲がいいのね笑あ!お茶出すわね!下で学校での瑠璃ちゃんの話とか聞かせて欲しいわ!」ニコ

瑠璃「なんで!?」

赤葦「いえ、お構いなく」

祖母「いいのいいの!初めて瑠璃ちゃんがお家にお友達を連れて来てくれたんだから!おもてなしさせて頂戴!」ニコ

赤葦「じゃあ…お言葉に甘えて」


瑠璃「はぁ……」

もう、疲れたから寝よう




𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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