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番外編32『主様がナンパされてたら』後編
百合菜編
執事達と出かけていて少し離れた時にナンパされた。
⚔️
『主様、これを片付け来るからここで座って待っててくれ。』
『うん!待ってるね。』
バスティンはトレーを片付けに店に戻る。
そしたらガラの悪い貴族に話しかけられる。
『お嬢ちゃん可愛いねぇ。俺たちと遊ばね?』
『え?』
『今1人?俺達と飲み行かね?昼から開いてるBARがあるんだけどさ〜。』
『こ、困ります。私それに1人じゃ…。』
(怖い…。バスティン…助けて…っ。)
『おい。お前ら。』
バスティンはガラの悪い貴族2人の首元にバスティンの武器を当てる。
『『ひっ!』』
『俺の主様に何してるんだ。黙ってここを去れ。さもないと…。』
『『す、すみませんでしたァ!!』』
逃げるように去っていく。
『大丈夫か、主様。』
『う、うん。ありがとう。』
『怖い思いをさせて済まなかった。』
『…大丈夫。すぐ助けに来てくれたから。
でも、バスティンこそ大丈夫?相手は貴族だし…。』
『俺はいいんだ。主様が無事なら。』
『バスティン……。ふふ、ありがとう。』
『さぁ、帰ろう。帰ったら落ち着くようにお茶を入れる。』
バスティンは主の為に容赦なく怒れるよな。
そういうとこ好きよ♡
✝️
『主様、あそこにあるお菓子を買ってきてもいいでしょうか。』
『バナナマフィンかな?』
『な、なんで分かるんですか。』
『いつもあそこで買ってるの知ってるから。』
『す、すぐ戻ります……。』
ハウレスは恥ずかしそうにお店に行く。
『ふふ、可愛いな。』
『お姉さんの方が可愛いよ。』
『えっ?』
そう呟いた時、貴族の男性に話しかけられる。
『お姉さん今の悪魔執事?もったいないなぁ
お姉さんみたいに綺麗な人が悪魔執事と一緒にいるなんて。』
『何が言いたいんですか。』
『俺の方が君にふさわしいってことだよ。ねぇ、俺の屋敷に来ない?』
『……。』
(こういう時お姉ちゃんならどうしてたのかな。貴族だから手荒な真似はできない。みんなに迷惑がかかる。でも、執事のことを悪く言われて…黙ってられるほど私も我慢強くない。)
『……嫌です。私はみんなといる方が楽しいです。それに、貴方みたいな失礼な人と一緒にいたくありません。』
『へぇ、言うねぇ。俺が貴族だってわかってての発言かな?』
『貴族だろうがなんだろうが、許せないですから。執事のことを悪くいうのは。』
(あぁ、言ってしまった。執事のみんなに迷惑かけちゃうな。ごめん…。)
『…貴族様。俺の主様に何してるんですか?』
ぎゅっと肩を掴む。
『ハウ、レス……』
『痛ってぇ!』
『俺の主様に失礼なこと言わないでください。俺は…主様の為ならこの拳を振るいますよ。』
『チッ…。覚えてろよ!』
分が悪そうに走って去っていく。
『申し訳ございません!お1人にさせてしまった俺の責任です。』
『だ、大丈夫だよ。それに私も許せなかったから。執事のことを悪くいうのは。だって…こんなに優しくてかっこよくて頑張ってるのに悪くいうなんて許せないよ。』
『主様…。充分でございます。その優しいお言葉だけで……。次は俺をお呼びください。すぐに助けに参りますから。』
『ハウレス…。うん、ありがとう。』
『帰りましょうか、返ったらバナナマフィン、一緒に食べましょう。』
『うん!』
ハウレスかっこいいなマジで(`✧∀✧´)👍💘
🦾
『沢山買えてよかったな。』
『うん!お菓子にみんなへのお土産…喜ぶかなぁ。』
『主様が選んだものなら喜ぶだろ。』
『えへへ、そうだといいけど。』
『馬車に積むから少し待っててくれ。』
『うん、ありがとう。』
ボスキは私から荷物を受け取り、荷物を積んだ。
『あ…いけねぇ、忘れ物しちまった。』
『え?』
『インテリアのデザインに必要な釘を忘れちまった。』
『それなら私買ってこようか?』
『主様にそんなことさせられねぇよ。すぐ戻ってくるから待ってろ。』
『う、うん。』
(大丈夫かな、ボスキ…。)
『お姉さん今一人?』
『わっ。な、なんですか?』
『可愛いじゃん、俺タイプかも。俺と遊ばね?』
(ちゃ、チャラい…これ、ナンパってやつ…?)
『わ、私1人じゃないです。執事と一緒に来てて…。』
『でも今は1人でしょ?そいつが戻ってくるまで相手してよ。』
『えっと、あの…っ。』
『いいから来なよ。』
グイッ!
『や、やめ、ボスキ――っ!』
ドガッ!
『!?』
ボスキが足蹴りをして男性が倒れる。
『汚ぇ手で主様に触れんじゃねぇよ。お前の脳天に釘打ち込んでやろうか?あぁ?』
『ひ、ひぃ!』
『ぼ、ボスキ……。』
『……主様の前で野蛮な真似したくねぇんだよ。失せろ。』
『は、はいぃ!!』
ボスキの気迫に負けて逃げるように去っていく。
『ぼ、ボスキ……ありが――』
ぎゅっ。
ボスキに抱き締められる。
『……えっ。』
『悪かった。1人にして。』
『ボスキ…。大丈夫だよ、すぐ助けに来てくれから。何もされてないし。』
『帰ったらいくらでもわがまま聞いてやるから。不甲斐ない俺を許してくれ。』
『ふふ、いいんだよ。ありがとう。ボスキ。』
『主様…。優しいな、主様は。』
主の瞳に野蛮なことは映させない…カッコよすぎんやろ!
🗝
『グロバナー家の会議は疲れますね…。』
『お疲れ様、ナック。早く屋敷に帰って休もう。』
『えぇ。』
『ナック君。』
『フィンレイ様?如何なさいましたか?』
『屋敷の会計について確認することがある、少しいいかな?』
『かしこまりました。主様、少々お待ちくださいね。』
『うん、分かった』
ナックはフィンレイ様の部屋に入っていく。
『座って待ってるか……。』
廊下にある椅子に座る。と、その時、貴族に話しかけられた。
『お前悪魔執事の主か?』
『えっ?』
『ふん、その顔を見るに妹の方だな。』
『な、なにか御用ですか?』
『…いいや?悪魔執事の主というものだから気になってな。そんな大したことないな。姉の方が綺麗だ。』
『なっ……。』
と、その時だった。
『おやおや、主様に対してなんたる無礼…この美しさを理解出来ないなんて。私が理解に苦しみますよ。』
『っお前、失礼だぞ!』
『主様への先程の言葉の方が何倍も無礼です。』
『お前……。悪魔執事の分際で……っ。』
『何してる。』
『フィ、フィンレイ様!』
『先程から聞いていたよ。悪魔執事に対して思うことがあれば私に言うといい。』
『っ……。』
『ナック君、百合菜。ここは私が収める。屋敷まで御足労感謝するよ。』
フィンレイ様に場を任せ私たちは馬車に乗り込む。
『申し訳ございませんでした。私が不甲斐ないばかりに……。』
『そ、そんなことないよ。私がお姉ちゃんより、綺麗じゃないのはほんとのことで…』
『いいえ。主様達は双子なのですよ。性格は違えど、その美しさはそれぞれ違います。それを私は知っていますから。誰よりも主様のことを知ってるのは私ですから。自信をお持ちください。』
『ナック…。ありがとう…。』
『はい。主様のことを悪くいう人は許しませんから。』
ナック節好きなんよね。褒められるのって嬉しいやん。
⭐️
『離して下さい!』
『いいから少し付き合えよ。暇だろ?』
『離して…っ。』
ラムリとエスポワールにお出かけしていたらはぐれてしまい貴族に声をかけられて断ったが、逆上され、路地裏に押し込まれた。
『悪魔執事は貴族の駒だ。その主を好きに扱うのも貴族の勝手なんだよ。』
『嫌…っ!!』
涙を零しそうになった時…。
『主様!!』
ラムリが私の手を引く。
『おっさん。僕の主様を泣かせるなんて何してんすか?』
『お、おっさん!?そんな年老いてねぇよ!』
『僕から見たらおっさんだし〜?』
『てめぇ…っ。』
『主様、少し失礼しますね。』
ラムリは私を抱えあげ走った。
『わっ!』
『逃げますよ!』
『あ!待て!チッ。はえぇ…っ。』
あっという間に貴族を撒いてしまったラムリ。
『怖かったですよね…。ごめんね、主様。』
袖で主様の目元を拭う。
『私こそごめん…迷子になっちゃって…。』
『主様が謝ることないですよ、ほら。もう泣かないでください、ほら、笑ってください、主様。』
『うん…っ。ぐすっ。』
『帰ったら僕と遊びましょ。チェスでもトランプでも、好きなことに付き合いますよ!』
『うん、ありがとう…。』
『主様は笑顔が似合いますね。』
主様強火担ラムリ♡
❤️🩹
『主様、次はあのお店に行きましょうか。』
『うん!』
はぐれないように手を繋ぐ。
『あ、あの布フルーレが好きそうですねちょっと見てきます。』
『うん。分かった。』
私はラトから手を離しお店の前で待つ。
『お嬢ちゃん可愛いねぇ?今一人?』
『だ、誰ですか…?それに今一人じゃ…』
『ひっく。あぁ?いいじゃねぇか付き合えよ。』
(お酒臭い…。)
ガシッ
『は、離して…!』
『いいから来いって…。』
ピタっ……。
首元に冷たい感覚を覚える。
『汚い手で主様に触らないで頂けますか?貴方の汚いのが主様に移ります。』
『ひぃっ!』
『しかも臭い…主様を汚さないで下さい。』
私は豚を見るような目で見下す。
『ら、ラト、落ち着いて…』
『壊されたくなければ…。早く消えてください。』
『は、はいぃ!』
酔っ払った帰属は青い顔をして逃げていった。
『はぁ…。すみません、主様。大丈夫でしたか?』
『う、うん。ありがとう。ラト。』
『…主様、少し、失礼しますね。』
『え?』
ぎゅっ。
ラトは私を抱きしめる。
『消毒です。主様…怖い思いをさせてすみませんでした。』
『ラト…。』
(安心する…。暖かくて…。ほっとする。)
『ラト、もう大丈夫だよ。』
『いいえ、もうしばらくこのままで……。』
甘えた子供みたいでかわゆい(๑♡∀♡๑)
🪡
『え、えっと…この、布を…くだ、さい。
後、このリボンを…。』
(ふふっ。フルーレ可愛いなぁ。)
『主様の前なのにすみません…。恥ずかしいです……。』
『ふふ、いいんだよ可愛いし。』
『むっ。主様に可愛いなんて言われたくありません…。』
『ふふ、ごめんごめん。』
『そろそろ帰りましょうか…あっ!』
『フルーレ?どうしたの?』
『すみません、さっきのお店に忘れ物しちゃいました…すぐ取ってきます!』
『え、あ、うん!』
フルーレは走って来た道を戻る。
『今の悪魔執事だよな?つまりあいつは…主か。』
『え……?私の事…?』
『なぁ、あんた悪魔執事の主か?』
『そ、そうですけど…。』
『へぇ…悪魔執事の主だからどんなやつかと思ったが悪くねぇ顔してんな。』
『え……。』
グイッ!手を強引に掴まれる。
『い…っ!』
『相手してくれよ、主様?』
『痛い…離して……っ。』
(怖い、痛い、フルーレ助けて…っ。)
『主様から離れて。』
俺はレイピアを男の首元に突きつける。
『っ……!』
『主様の前で血なまぐさい事したくないんです。離れて下さい。』
『チッ……。』
男は私から離れて逃げてゆく。
『ふ、フルーレ…。』
『…すみません、主様。』
俺は頭を下げる。
『怖い思いをさせて…俺、執事失格ですね。』
『フルーレ…。っ、そんなことない。かっこよかったよ。』
『いえ…そんなことないです。俺が1人にしたから…っ。』
『でも、ちゃんと来てくれた。守ってくれたよ。フルーレ、ありがとう。』
『っ…。もう、こんなことないようにします。もっと強くなって、俺が主様を守りますから。約束します、主様。』
『フルーレ……うん。ありがとう……。』
フルーレかっこいいな(*´`)♡
🧸
『いちごタルト美味しかったですね!』
『うん!また行きたいね!』
テディのおすすめのカフェでいちごタルトを食べた私達。
『あ、いけない…。お店にハンカチ忘れてきちゃった…。ごめん、テディ、取ってくる。』
『俺が行きますよ!すぐ取ってきます!』
『あ、ありがと……早っ。』
テディは走ってお店に戻る。
テディが離れた途端男性に話しかけられる。
『お姉さん今いいかな?今の彼氏?』
『へ?あ、いや彼氏ではない、ですけど…』
『それなら良かった、俺お姉さんに一目惚れしちゃった。付き合ってくれない?』
『は?』
(これナンパだ…どうしよ…。てか軽いな。)
『ご、ごめんなさい、そういうのは……。』
『えーいいじゃん。』
グイッ
強引に手を掴まれる。
『嫌……っ。』
トントンっ。
『ん?』
方を叩かれて振り向く。
『俺の主様に何してるんですか。今すぐ離れて下さい。』
『っ、さっきの…。やっぱり彼氏いんじゃん…。』
『悪いですか?俺が彼氏じゃ。』
『く…っ。』
『行きましょう。百合菜さん。』
テディは私の手を取り歩き出す。
『て、テディ。今、名前……。』
『…す、すみません。つい…。怖かったですよね。』
『す、少しだけ。でも大丈夫だよ。テディが守ってくれたから。ありがとう。』
『主様……。』
『あ、あと、その、あの、彼氏って…。』
『!!さ、さっきのはそういうしかなくて…嫌でした?』
『嫌では…。ない。』
『!!え?』
『…っ。』
『……(´・×・`)』
テディー!カッコよすぎる…ギャップ萌え!
🐾
『主様と2人きりでお出かけなんて嬉しいな。』
『ふふ、私も。どこ行こっか。』
『主様の行きたいところに付き合うよ。どこかある?』
『うーん…あ、あのお店見てもいい?』
『アンティークショップだね。いいよ、行こうか。』
2人でお店に入る。
『オシャレな雰囲気…あ、これお姉ちゃんに似合いそう。』
『ふふ、確かに……。主様はこっちかな?』
『うん!それも可愛い。』
『じゃあこれとこれ買おうか。』
『うん、えっとお金…。』
『いいよ、俺からのプレゼント。主様もきっと喜ぶよ。』
『ベレン…うん!ありがとう!』
プレゼントを抱えてお店を出る。
『お腹空いた…。何か食べて帰ろうか。』
『そうだね、あ、お饅頭があるよ。』
『いちご饅頭…美味しそう。』
『買ってくるね。ここで待ってて。』
『ありがとう!』
私はベンチに座る。
『ふふ、お姉ちゃん喜ぶといいなぁ。』
ドカっ。ベンチに人が座る。
『お姉さん可愛いね。1人?』
『えっ?』
隣に座ってきた男性に声をかけられた。
『今、人を待っていて……』
『じゃあ来るまで俺と相手してよ。』
『いや、その…。』
『いいじゃん少しくらい。』
『や、やめ……。』
『お待たせ、百合菜さん。』
『!』
暖かいお饅頭の袋を頬に当てられる。
『べ、ベレン…。』
『俺の彼女に何か用かな?』
『1人じゃなかったのかよ……しかも彼氏持ちか。チッ。』
タッタッタ…。
『大丈夫?』
『う、うん。』
『ごめんね、咄嗟に名前で呼んで。嫌じゃなかった?』
『う、うん。大丈夫。』
『それなら良かった。怖い思いさせてごめんね。』
ベレンは私の頭を撫でる。
『いちご饅頭、食べながら帰ろ?』
『う、うん!』
まぁ顔がいいから勝てないわな(後方主ヅラ)
おまけ
みんなと出掛けてる時にナンパされてる主様2人
『あの子たち可愛くね?』
『確かに俺は右の方かな。大人っぽいし。』
『俺は左かな。子供っぽくて可愛い。』
『『ねぇねぇ、お姉さん達暇?彼氏いる?』』
『……。』
私は男を壁に追い詰め足ドンする。
ドンッ!
『百合菜にナンパなんて100億年早いわ。私の可憐で可愛い百合菜が子供っぽい?そんな所も含めて愛おしいわ。』
『お、お姉ちゃん落ち着いて…。』
『百合菜のことをナンパしたければ私を倒してから……。』
『あ、主様落ち着くっす!』
『相手はもう腰抜かして気絶してます!』
『え?あ……。』
(またやってしまった。)
『もう、お姉ちゃんは私のことになると見境無くなるんだから……。』
『だ、だって…。』
最強で最恐なセコムが着いてましたww
次回
番外編33 『専門外の依頼を受けた主様』前編
〜とある娯楽施設を先行体験〜