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第5夢
夜
今日が終わる。
夜が来る。
全てを闇で包む様に、また、墜ちて行く…
由「…嗚呼。今日もここからか…」
音を立てずに歩く様子はまるで亡霊の様。
また服を着替え、音のしない街を歩いた。
ギラギラと光る蛍光灯は道を照らしているはずなのに、
逆にそれが不気味に見えた。
駅に着き、中を歩いていると
カツッと何かが足に触れた。
由「何これ…?」
足に当たったのは空のペットボトル。
コロコロと音を立てながら転がっていった。