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宵闇が朝になる前に急にパタパタと月白、卯の花、沈丁花色と羽の羽ばたく音と一緒に鳴ると、寝ぼけ眼で起きるや否や師匠事、私の父と母がソファで寝そべる私の寝顔を微笑ましい表情で眺めていた。
『…ん?…ふぁっ…おはようございます?…師匠、お母様?』
『朝早くにすまないわね?ベル。……お城につくのに凄い長旅になるらしいのだけど、この時間に行かないと、4日目か、5日目の夜につかないらしいのよ。早いけど、…愛してるわ、ベル。…先に行ってしまって御免なさい?』
『あ、はい…師匠もですよね?…いや、お父様、お母様…寂しくなりますが、私はめいいっぱい立派にエクソシストとしての仕事も、頑張り…友達は少ない…寧ろイジメられたりしますが、私は大丈夫です!一人でも無いですし、安心してください!』
『ベル……儂は、…寂しいぞ。何かあれば直ぐにその雛鳥の鴉で手紙を飛ばしたり、儂も何かあれば梟を飛ばす。……馬車は今は玄関前にあり、荷物も置いた。……見送り…も、お願いだ?ベル…最後まで、ベルの顔が見たい』
そして、母は深いワインレッドの顔が掛かりそうな程のファーつきフードコートに身を包んだ状態で、右腕にはワインレッドのハットに長めのベールがついた物を抱え、師匠は長い白のローブコートを羽織り、私はいつもの服装で三人で、まだ暗いこの時間にて、屋敷の玄関から抜け出して庭園からアンティークの濡羽色のフェンスの先には既に馬車が到着していた。
四匹の亜麻色の馬が二列ずついて、其の後ろには座椅子には運転手が座っており、キャラバン式のでかい馬車があった。
師匠、そしてお母様は荷物を持ちながら此の中へと足を踏み入れる。
お母様は虫刺され等気にしているのか顔にベールを掛けていて表情が良く見えない。
キャラバンに荷物を詰めてる中、二人の若い男性が銃を片手にキャラバンの中にいた 。
『お母様、師匠……このキャラバンにいる二人の男性はまさか狩り人でしょうか?』
『そうよ。最近、村に悪魔と契約して吊り疲れた人がいたじゃない?その影響で村で議論等、終わった後危険だから警護をつけた方が良いって判断されて、引っ越しでさえもつけようと、ハロルドと決めたのよ?』
『師匠もですか!?……それなら、護衛がやりすぎとかでなく、きちんとしたお考えのようですね?』
『そうよ。…私は、ベルを連れて行かないなんて、凄く寂しいのよ。だから、行く前に抱きしめさせておくれ?』
『儂も一緒にだ。』
濡羽色の暗い空の下、私と、師匠とお母様は抱きしめ合って数秒目を瞑った後、お母様はフードを更に深く被ってからキャラバン式の場所に乗ると、運転手は馬を鞭で叩けば緩慢な動きで走り出す。
遠くに単調なる旋律を奏でて私の両親が去る様子を手を振って見送るなり、寂しさで顔を俯けてしまうベルであった。
時間は経ち、今宵の昼頃にて、私は一人で屋敷の地下室にある図書館で本を読んだり、リビングの近くにある長い木製テーブルにクッキーを並べて食べたりと有意義に過ごすも、師匠もお母様もいない伽藍堂のような屋敷にいるのが辛くなり、つい、外へと出向くのであった。
屋敷の無駄にデカい半円型の木製扉を開いて、見ゆるはサファイアブルーといった鮮やかさを残す蒼い空の下、出口まで7メートル程先にある濡羽色の曲線美を描いたフェンスの扉を開いた後、右の肘に掛けるように仕事道具や、今日買い物で手にする物を入れる黒のボストンバックを潜らせた状態で、外へ一歩足を向ければ、くるりと回転してパーカーのポケットから取り出した鍵でフェンスの扉を閉めた。
爽やかな瑠璃の空の下にて、コツコツと歩む先はお気に入りの魔女の薬草とハーブを分断に使ったレストランにて、歩みをはぜていけば、歩道を歩く自分の右側にはロココデザインの豪華な一軒家に、隣にはパン屋に、更に其の隣には魔法の杖や宝石に水晶玉等が売ってる雑貨屋があり、左側には馬車と、荷台に屋根がついてない移動式の花屋が爛漫もの深紅、純白、群青色に、月白、深緋等様々な色の花が荷台に詰まっており、薬草専門店、賢者の占い屋等がある中、途中にレストランに行く為に通らなくては行けないエルフの噴水が目印の公園にベルは足を踏み入れた。
すると、突如、背中が押されてベルはそのまま公園の煉瓦で作られた道で倒れてしまった。
『……っ!?いっ、…何するんですか?』
いきなりの事に驚いて声を上げると、そこにいたのは、バルに、エドガー、ルキであった。
『おや?そこにいたんでしょうか?ベルさん?……影が薄くて気付かなかったんですが、ぶつかってしまいましたね。』
『ベルっ、まさかぶつかったのはお前なのに、…なんで謝らないんだ?
『本当だよな。……普通なら、…やはり礼儀はなってない。…所詮、ベルは孤児だから、親に真っ当な教育を受けてないだろうな』