春、桜落ちるまで＿

春＿それは、出会いと、別れの季節

之は、私と、貴方が

出会って…別れる、物語＿

Prologue「春、桜に見惚れて」

「…桜…綺麗だなぁ…」

私は、くす、と、微笑む

…入学式、適度な緊張感を持ちながら…も、

私は大きな桜の木に見惚れていた＿

「桜、綺麗だよね」

「…え、？」

突如として、背後から聞こえてきた声に私は驚いて振り向く

「あっはは…驚かせちゃったかな？」

「あ…すみません…えっと…貴女は？」

咄嗟に私は謝りながら…も、相手の名を問う

「私？私はね、花奈(カナ)だよ、貴女は？」

花奈…素敵な、名前…だな

「私…は咲菜(サクナ)…です､!」

「私、新入生なんだ〜っ!咲菜…ちゃん、で良いかな?」

「あっ…うん…!私も、花奈ちゃんでも、いい、？」

ちゃん呼びに.私は照れながらも、仲良くなりたい、と思いそう聞く

「勿論だよっ！ありがとねっ、！咲菜ちゃんも、新入生？」

「うん…っ!私も、一年生、だよ、!」

勿論、と言ってくれた事と、同学年…嬉しいな

「そっかっ!おんなじクラスになれると良いね!」

「うん…そうだね…‼︎」

「あ、入学式始まっちゃう…!また後で〜っ！」

「あ…また、後で…!」

そう言って、私達は別れる

…お友達、出来て良かった…!