コメント
3件
語彙力の塊すぎて尊敬する(( 続きが気になる()
語彙力上がってんね…嬉しい…() スフェさんの和名はそこからきてます。黒妖 楔は☆ 2話を見る勇気なんてものねぇよ。 (訳:頑張る、頑張って見るよ…(()
しっかりとEpilogueも書きますお。
…まさか最初の文から変えるとは思ってなかった(泣)
スフェさん軍に対しての呼び方すっごい変わってるんよね。
まぁそれはよしとして(?)
すごい口調がアレかなぁ…って思ったり…
深い意味じゃないです。今と違うなぁってだけです。((
まじで最初の1話見るのにこんな時間かかるのやばいね。((
…怖い(((
軍がタメ口きいてる気がする!!!馬鹿め過去の自分(((
_______________________________________
軍粮精side
────ギシッ…ガチャン
ゆっくりと開く扉。
きしむ音を立てては揺れる。
重いは重いけど、対したほどではない。
「来てくれたんだ。俺嬉しいよ」
まとまった赤髪。
そして宝石のように眩しい瞳。
…眩しいけど、決して光が灯ってるわけでもない。
髪色と同じ赤が混じった瞳はそう言っているように。
「行きたく…なったので…」
「そっかそっか。あははっ、俺嬉しいよ。」
じっと僕を見つめて笑う。
まるで遊びだした悪戯っ子のように。
「ね、軍粮精ちゃん。」
「あっ、はい…?」
「今は幸せ?」
「…え…?」
「哀れな人を前にして、幸せって言える?」
なにかしているのか、考えてるのか。
死角でよく見えないけど。
「……」
「…少なくとも、今は幸せだと思います。」
「…そう。」
「俺も幸せにしてくれる?」
「えっ、あ…」
「…うん、冗談。」
「人がいると幸せになれないもんね!」
そう言うと、振り向いて近づいてくる。
僕の頭にスフェさんの手が触れると、撫でるように動かす。
「俺はねェ、今すっごい不幸かもね。」
「…どうして…ですか?」
「だーって、理不尽の塊だもん。」
「どっこも可愛くないしさァ」
「…理不尽…?」
「そ。無能無能ゴミ同然。」
「…」
「消えちゃばいいと思わない?」
「…あ、えっと…」
「…そう、かもしれない…です」
「あははっ、そうだよね!」
満足したように笑って僕から離れると、何かを取り出した。
「刀。あんまこっちは使わないんだけどねェ」
「わぁ…大きいですね」
「お手軽に葬れちゃうんだからね〜」
「そうなんですか…?」
「そだよ。まさに黒妖って感じ」
スフェさんが言う通り、黒く輝いていた。
「多分キミでもできるかな」
「え、そんな…できませんよ……」
「できるできる。」
「俺がいればどうってことないよ。」
「…」
「ま、大丈夫。心配しなくていいよ。」
「ちゃんとふたりだけになれるから。」
to be Continued。