『解散しよう』
「………………え…?」
突然鳴ったスマホからはfjの声。
そのfjから聞かされたのは俺が夢にも思わなかった、最低で最悪な言葉。
『hrともk-skとも、話しあってこうなったんだ。…だから…』
だから……何…?
なんで?俺のせい?俺が悪かったから、最俺が解散するの?なんで俺達なの?違う、…違うよね?認めない…認めたくない…どうして。意味わかんない。理由を教えてよ、……ドッキリ…だよね…?
「ッは、…冗談…っしょ?」
『……ごめん』
頭をガツンと殴られたような感じがした。
「なんで、…なんでよ…」
『理由は言えないから…本当にごめん』
fjはごめんって言ってるけどさ、謝ってほしい訳じゃないんだよ。
謝っても意味ねぇんだよ!
「理由を聞かせてよ…」
自分とは思えない、掠れた小さな声が喉を通る。
『……』
それでも貴方は黙ったままだから、怖くて、怖くて、
「もし、俺が悪かったならちゃんと直す!もし直せなくても努力はするし、ちゃんと何かあったら話し合う…だからッ!」
スマホの向こうでガタンという大きな音がした。
『だから!!言えないんだよ!』
いつも温厚で優しい“その人”は、まるで牙を向いた狼のように低くて、震えた声を出した。
『……ごめん。…理由は言えない…』
『だから、もう辞めよう。』
「…」
何も言う事ができなかった。
『今までありがとう。……ばいばい』
いやだ、別れの言葉なんて言いたくないよ
『…』
fjは電話を切らずに俺の返事を待っているようだった。
でも何も言えない俺を察したのか、いつの間にか電話は切れていた。
『…y…』
『ky!』
「ッ!」
「…は…?」
なぜか俺は最俺ハウスにいた。
目頭がなんか熱い。
『ky〜やっと起きた〜』
そこには心配そうな顔をした最俺メンバーが。
「え…え、?」
「なんで…」
『なんでって…皆で遊んでる時にkyが寝落ちして、ky抜きで遊んでいたら急にうなされて泣いてんだもん。』
…夢…かよ……
「よかった…ぁ…」
『それはこっちの台詞!ky体調悪いんじゃないかって心配したんだから!』
「…wありがと。 」
『てか何の夢見たらあんなんになるの?』
「そんな酷かった?」
『うん(即答』
「即答すなww」
「『www』」
と、不意にスマホが振動する。
見るとrtさんからだった。
何気なく着信に出る。
「もしもし、rtさーん?」
『もしもし、kyくん?』
『落ち着いて聞いてほしいんやけど、』
『gtさんとusとも話し合ったんやけどね…?』
『俺たち…______?』
コメント
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おっと?これは、夢の中で夢か?←何言ってんだこいつ