視点ぽんぽん切り替えます。
読みづらいかもしれなくてすみません…
ナチス視点
あの日から
毎日帰り道で不穏な空気を感じる。
彼奴なのかどうか分からないが、そろそろ二人にも相談した方がいいのだろうか?
俺が不安と焦燥感に駆られてるうちに二人はやりくりして頑張ってるんだ。
心配はかけたくない…
最初は良かったんだ。
俺のことしか眼中に無い彼奴が好きだから。
けれど途中で雰囲気が変わった気がする。
俺を見る目がどろっとした愛情から獲物に変わった…ような気がする。
まるで何かの機会を伺っているような…
…俺の杞憂だろうか、?
ソ連視点
あの日から
ずっと後を着けていくことにした。
最初はただの監視と戸締りの強度がどのくらいか確かめる。
最初から少し戸締りがしっかりしていると思うのだが、気付かれた様子は無いからきっと大丈夫だろう。
次に襲わせるタイミングがいつか、しっかりと決める。
曜日ごとに帰るのが早い日と遅い日があるからな。
яの理想は、どんどん現実になっていった。
「じゃぁ、今日、よろしく頼んだ。戸締りは…多分、甘いと思う」
そう言ってキモいジジイに先払いの金を渡す。
まぁそこまで大金じゃないが金を貰って大人気アイドルを犯せるのだから上々ではあるだろう。
これでяはもう、完璧な犯罪者になってしまった。
ナチス視点
今日も不信感を抱きながら家への道を辿る。
風で小さくゆらゆらと揺れる葉。
人気の無い静かな道。
どれもが俺を怖がらせた。
壁の間に俺の家が見える。
やっと家に着いた安心感に包まれると、一気に力が抜けた気がする。
「…俺が待ってたのは、愛情ってやつなんだけどなぁ、」
何か企んでいるのかもしれない。
でもそんなのあったとて知る由も無いので今日も家に入って鍵を閉める。
…ガチャリ
もう俺はリビングに着いてソファーに座っているというのに、不審にも玄関から音がした。
彼奴じゃない大男がこちらへ気色の悪い顔を向ける。
ピッキング用の針金は持っていたようだった。
あ、これは、駄目なやつだ。
本能でそう悟ってしまった。
「やめ…ッ、やめてくれっ…!!!!」
相手はまた気色の悪い顔に気色の悪い笑みを浮かばせた。
やだ、やだやだやだ、!
俺は、初めては、彼奴か2人のどっちかが良いんだ。
それをこんな奴に。
いやだいやだいやだ!!!
俺は傍にあった写真立てを必死にそいつの頭に打ち付けた。
…手に生暖かいものが伝う。
男はいつの間にか倒れていた。
俺とイタ王と日帝が写った写真立てが割れて、血が滲む。
「ぁ…ッは、ぇあ、っ?」
間抜けな声が狭めなリビングに響き渡る。
これは、正当防衛だ。
きっときっと、そうだ。
…かんがえるの、つかれたな。
俺は血の付いた手を洗って割れた写真立てを片付けた。
動かなくなった男は近くの山…は無いから、少し遠出して捨てに行った。
人気が無く、防犯カメラも付いていない近辺はとても好都合だった。
そうすると、気付けば夜は明けて太陽が窓から見える。
…やってしまったんだな。
今更。
~少し今までのまとめ~
なっちゃん(ナチス)の最初のファン、ソ連はナチスに恋心を抱き、全て支配したいと考える。
支配するために心を壊そうと、ジジイになっちゃんを犯させようとした。
けれどなっちゃんはその男を殺してしまい、山奥に捨てたとさ。
めでたしめでたし(まだ終わりません)
コメント
6件
最高、、、(語彙力皆無)
はぁ、最高すぎてタヒにそう…( ´ ཫ ` ) 両方とも、狂ってんのがまた良き。 あと、初めてにソ連が入ってんのも神すぎる
なっちゃん鬼つええ‼️ しっかしソさんって身長どのくらいデカいんだろう…すーじく組が小さめということも考えられるけど…