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俺の大切な女に触れるな

俺の大切な女に触れるな

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俺の大切な女に触れるな

♥

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2024年03月25日

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〇〇「ごめんなさい、、」

彼氏「いいからヤらせろよ‼️」


そう言われ殴られた。


私の彼氏は付き合った時はこんなのじゃなかった


だけど一年目くらいからいきなり豹変して、

暴行,暴言,女遊びが酷くなった


辞めてと言えば殴られる毎日


外に出るため顔だけは傷をつけず、それ以外の部位は酷い傷を負っていた


この日は雨の日だった


私はとうとう限界が来ていた


彼に泣きながら睨みつけた


彼氏「なんだよその目は」

〇〇「もう…」

彼氏「あ?」

〇〇「もう無理!!!」


残りの体力を振り絞り私は靴も履かずに家を飛び出た


幸い、自分のポケットにはスマホが入っていた


とにかく走った


彼に見つからない、捕まらない所まで


そして暗い隙間に隠れた



逃げられた_

逃げられたんだ私___


ホッとした




と思った








彼氏「逃げられたと思ってんのか?」

〇〇「え……?」


なんで見つかった?


そうだ


スマホにGPSがあったんだ


もう死ぬほうがマシだと思った


でも生きたい




彼を突き飛ばし、スマホを投げてまた走った



しばらくして私は息切れし、倒れかけた


そのタイミングで誰かが私を抱きしめてくれた


顔は見れない


そのまま気を失った






目が覚めると知らない家だった


私は飛び起きた


〇〇「ここどこ…」

〇〇「(彼氏)の隠れ家…?やだ、やだやだやだ!!」


扉が開いた


それと同時に布団に潜った


入ってきた人は私の隣に座り ツンツンとついてきた


恐る恐る顔を出すと_


??「大丈夫…?」


その瞳は優しくて暖かい笑顔だった


〇〇「貴方は…私を殴らない…?」


咄嗟に聞いた


??「え?笑殴る訳ないでしょ」

??「体調は大丈夫??」


彼は手をあげた


〇〇「嫌!!ごめんなさいごめんなさい!!泣」


すると彼は優しく頭を撫でてくれた


〇〇「…?」

??「怖いことがあったんだね」

??「君が良かったら家に住まないかな?」

??「俺一人だから一人増えてくれると嬉しいよ‎」


私はその言葉に涙が溢れ、彼に抱きついた


??「んっ…」


一瞬驚いた様子だったけど、すぐに抱き締め返してくれた


??「君名前は?」

〇〇「〇〇…です」

目黒蓮「〇〇ちゃんね!俺、蓮です!今日からよろしくね」


その日から私は幸せな日々を迎えた


暖かい部屋に優しいお兄さん、そして何よりも暴力,暴言が無い毎日


私にとってこの時間は夢みたいなものだった


そんな日常も2年が経とうとしていた


〇〇「お兄さん!今日は私が料理を作ります!」

目黒蓮「いいの?」

〇〇「はい!いつも助かってるんで何かお手伝いさせてください(,,> <,,)」

目黒蓮「あ、ねぇ〇〇」

〇〇「はい!」

目黒蓮「そろそろ敬語やめてくれないかな」

〇〇「え?」

目黒蓮「確かに俺の方が1個年上かもしれないけど、敬語ってなんか慣れないんだ」

〇〇「…分かりました!あ、」


2人は笑いあった


〇〇「あの…」

目黒蓮「ん?」

〇〇「お兄さんじゃなくて、蓮君って呼んでいいかな…?」


その瞬間彼は頬を赤らめた気がした


目黒蓮「いいよ」

〇〇「ほんと?やった!」


私がお昼ご飯を作っている時_


目黒蓮「ねぇ〇〇」

〇〇「どうしたの??」

目黒蓮「明日って空いてる?」

〇〇「明日は…うん!空いてる!」

目黒蓮「じゃあ2人でどこか行かない?」

〇〇「え!行きたい行きたい!」


蓮君と初めての外出だ…!!


水族館に決まった









水族館にて


目黒蓮「何かあったら言えよ」

〇〇「うん?分かった!」


それから、イルカショー,色んな魚を蓮君と見た


間近で見る蓮君はいつもより綺麗だった


〇〇「あ、蓮君…!」

目黒蓮「ん?」

〇〇「ちょっとトイレ行ってくるね!」

目黒蓮「うん分かった」



手を洗って化粧を治してトイレから出た


すると私はいきなり腕を掴まれて口を押さえつけられた


〇〇「!?」


顔をジッと見るとそいつは”彼”だった


〇〇「んー!!んー!!」

元彼「やっと見つけたよ〇〇」

元彼「俺と居る時よりも洒落てんじゃねぇかよえぇ?」

元彼「今お前は誰と居んだよ?あ?」

〇〇「んー!!!!!!!!泣」


私のお腹に膝蹴りを入れた


〇〇「うっ…!!泣」

元彼「黙れよ。気づかれるだろ?」


私は彼の手を噛んだ


元彼「痛て‼️」


その間にばっと逃げ出した


蓮君が見えたら安心するんだ_


蓮君の元へ走った


そういえばこの時間誰も居ない、


そうだ


今はイルカショーが始まる時間だ___


だから今を元彼は狙ってたんだ


でもなんでここが?


そういえば蓮君もイルカショーの方に行ってるんだ_


トイレ行く前


〇〇「あ、蓮君!」

目黒蓮「ん?」

〇〇「次のイルカショーも見たいから先に行っててほしい!!」

目黒蓮「分かったよ笑」



しまった…


もうここで終わりなんだ


イルカショーの場所までまだ遠い


このままだと体力も持たない


そうこう考えているうちに私は彼に髪を引っ張られて床に叩きつけられた


〇〇「いやっ!!!!泣」

元彼「次は俺から逃げられないよ?」

元彼「たーっくさん可愛がってあげるからね」

〇〇「離してっ!!私はもうやだ!!」

元彼「あ?」


彼は私の胸ぐらを掴んだ


元彼「もう一度言ってみろよ」

〇〇「っ……」

元彼「はーやーく!!!!」


どうせ死ぬなら最期くらい言ってやる


〇〇「暴言暴力とか馬鹿みたい!!なに?それで偉くなったつもりなの?」

〇〇「私の事愛してるとか嘘ばっかり言わないでよ!!私は最初っからあんたなんか大っ嫌いなの!!!!」

元彼「……あっそ」

























じゃあ殺してやるよ__


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