自己紹介
名前 暇 夏津 イトマナツ
年齢 16歳
名前 雨乃 個雨 アメノコサメ
年齢 16歳
名前 村崎 伊留真 ムラサキイルマ
年齢 16歳
名前 桃瀬 藍 モモセラン
年齢 16歳
名前 風音 須知 ガザネスチ
年齢 16歳
名前 神凪 未琴 カンナギミコト
年齢 16歳
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藍side
今日も何も変わらない日が続いている。
強いて言えば今日は始業式なので少しだけ変わることはあるだろう。
だがほとんど何も変わらない日々だ。
つまらなくて、何か刺激が欲しいとも思う。
いつもと変わらない時間に電車に乗り、変わらない場所で降り、
つまらない生活だ。
昔はあんなに楽しかったとかよく言うけど俺もその中の1人だ。
小学生の頃は友達がいて、相談できる親友もいて、楽しかった。
時間が早送りになっているような感覚だった。
アナウンス 「次は奏駅〜奏駅〜」
降りないといけない場所に近づいてきた。
俺が入学したのは都立六奏学園高等部だ。
中学から通っているから、繰り上がりで高校に入学した。
クラスメイトは受験組がいるから増えたり減ったりしているだろう。
一様この学校は偏差値も高く、全国的に有名な高校。
あの時の5人に再会できるといいけど、なんて淡い期待を持つ。
新入生A 「今年もお前と一緒かよ〜」
新入生B 「同じ高校受けて絶対受かろうなって言った奴は誰だよ」
新入生A 「確かに言ったけどさ〜クラスは話が違うじゃん?」
あんな他愛ない会話も最後にしたのは随分前になる。
藍 「友達1人ぐらいは作ろうかなボソッ」
校門に貼られているクラス替えの紙によると俺は一組らしい。
一クラス三十人ほどの表の中で自分の名前一発で見つけれたのすごくね?
これからも憂鬱な学校生活が始まりそうだと思った。
担任 「今年このクラスの担任になった〇〇だ!」
担任 「慣れないこともたくさんあるだろうがゆっくり慣れていこう!」
今年の担任は体育教師らしい。
暑苦しくて声が大きいからうるさい。
これ担任ガチャミスったな。
? 「遅れました」
担任 「入学式初日に遅刻とは何を やっているんだ! 」
? 「………………」
担任 「何か言ったらどうだ!」
? 「………………」
担任 「もういい。お前反省文な」
あの人なんか見たことある気がする。
どこでだろう。
懐かしいな。
担任 「気を取り直して自己紹介をするぞ!」
担任 「じゃあまずこの列から!」
個雨 「雨乃個雨です」
朝1人で教室にいた子だ。
個雨って言うんだ。
夏津 「暇夏津です」
あの子ずっと小刻みに震えてるけど大丈夫かな。
須知 「風音須知ですニコッ」
あの子は友達多そうだな。
さっきも教室で囲まれてたし。
未琴 「神凪、未琴、です」
大人しそうな子だな。
仲良くはなれなさそうだけど。
伊留真 「村崎伊留真」
さっき遅刻してたのは伊留真って言うんだ。
名前もなんか聞いたことあるけどなんなんだろう。
”あの5人とみんな名前が一緒”だけど偶然だよね。
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投稿頻度がナマケモノ級です💦
楽しみにしてくれる人が1人でもいたら嬉しいです
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