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彼女は言った、
「私ってなんの価値があるんだろう(笑)」
私を見つめて、彼女は半笑い。
私は何も言えなかった
言う事が無いから。
彼女は辛い思いを沢山している、
それを知っているのに、なのに私は何一つ言えなかった。
「あ」と言う一言も出なかった。
「早く人生早退したいね」
また彼女は言う
私は黙ったまま下を向いている。
「価値がない私は今から人生から早退しまーすっと」
彼女はネットにそう書き上げた。
「さっさと早退しろ」「お前一人でなんも変わんねぇよw」
冷たい言葉。その冷たい言葉は彼女に深く深く突き刺さる
「ね、行こ?一緒に」
私は戸惑った、
「え、っと…、」
「行けないよね~急に言われてもw」
「う、、ん……」
「じゃ!先に上がらせてもらいまーす!」
彼女は暗い顔をしながら明るい声でそういった。
疲れてるんだ。私、
「待ってるよ…」
グシャッッ
気味の悪い音が私の頭に響く
「、、????」
何が起きたか分からなかった。
あれ?私って何してたんだっけ
あぁ、家に帰る途中だったな
目の前に見えている遺体に目を離したくてたまらなかった。