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アタシテンシ

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アタシテンシ

8 - 番外編

♥

1,251

2024年01月06日

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お久しぶりです

やっぱりなつみちゃん大好きすぎるので帰ってきました


📢🍍♀︎

モブ視点(モブは女の子です)

地雷の方はお引き取りください

🌸🦈♀︎友情出演


あ、あのおねーさんかわいい。

さらさらな金髪にぱっちり開いた紅い瞳。

スマホに目を落としている様子までも絵になる。

猛暑日の外の気温に耐えられず、近くにあったカフェにふらっと入ってみただけだったが……


おねーさん可愛すぎてもうどうでもいい。


どうにかしてお近付きになりたい。

こんな美女中々いないでしょ!?

ほんとにどうしよう、可愛い

なんて考えてたら……


–からんからん–


📢「なつ」

🍍「……!」

🍍「いるまっ!」

ドアから入ってきたガラ悪イケメンに声をかけられるなり、スマホを手放してぱっと顔をあげる美女ちゃん。

へ、もしかして彼氏??

バチくそお似合いなんですけど。

カップルごとまとめて推したい。

📢「待たせてごめん、変なやつに絡まれたりしてない?」

美女の正面に腰掛け、さらりと美女の頭を撫でる。

すみません、その変なやつ私かもしれないです。

絡みに行きたかったんですけど無理でした。

🍍「大丈夫」

🍍「いるま走ってきたの?」

優しい所も推せます。

ずっと盗み聞きしててごめんなさい。

会話までもが可愛すぎてこの場を離れられないんです。(外暑いから出られないだけ)

美女ちゃんの言葉に釣られるようにイケメンの顔を見てみるとうっすら汗をかいている。

📢「んー、まぁ……」

📢「なつのこと待たせてんのにゆっくり歩けねーだろ」

言いながら軽く汗を拭うイケメン。

どんだけ顔整ってんの?

🍍「んへ、ありがと」

テーブルに両肘をつき、こてんと首を傾げる美女。

え、まってむり。

これタダで見ていいんでしょうか。

こんなドラマみたいなアニメみたいな展開。

🍍「いるまが遅れちゃったの電車の遅延のせいだし、別にいいけどね 笑 」

🍍「ん、アイスコーヒー飲むでしょ?」

鈴が転がるように笑い、イケメンの前にグラスをずいっと差し出す。

美女の手元には新作のフラペチーノ。

可愛い子は飲む物まで可愛いのか。

📢「ありがと、なつよく分かったな」

🍍「えー?いるまここのコーヒー好きって言ってたから」

イケメンに褒められる(?)と声色が少し明るく幼くなった美女。

見た目が美しすぎるから成人してると思ってたけど、もしかして学生さんだったりする?

📢「そうそう、なつもここのケーキ好きだろ?」

🍍「いるまの次に好きー」

次回の新作のポスターに目を向けながら話す美女。

なんやそれ。

ツンデレなんか素直なんか……

可愛いからどっちでもいいや。

イケメンさんも口元手で隠しちゃってるやん。

絶対ニヤけてるって。

📢「…てか、今日もかわいいな」

そんなイケメンの言葉に

🍍「……!」

きらきらと目を輝かせる美女。

さっきの『好き』には照れてたのに、『かわいいな 』はさらっと言えちゃうんすね。

📢「ペアリングちゃんとつけてるし、あと香水変えたよな?」

📢「俺この匂い好きだわ」

おお、すごいな。

香水変えたとかカフェの中じゃ普通分からんて。

🍍「…なんで毎回わかるの?//」

照れて耳が赤くなった美女に同意。

📢「好きな物は全部知りたくなるだろ」

軽く手を掴んで、手の甲に口付けるイケメン。

え、まってむり。(2回目)

王子やん。

それ現実でやってる人初めて見ましたけど!?

🍍「ん……///」

先程までは耳だけだった肌の赤みがどんどん頬に広がっていく。

📢「なに、照れてんの?」

📢「なつはほんとにかわいいな 笑 」

ぽんぽん、と 小さい子をあやすみたいに頭に手を置くイケメン。

イケメンの方が美女より歳上なのかな。

それにしてもあそこだけ顔面偏差値高すぎでしょ。

📢「ん、そろそろ出るか」

📢「なつが行きたがってたとこ、予約取ってるから」

🍍「えっ!ほんとぉ!?」

照れなんて忘れたかのように元気に立ち上がる美女。

答えが返ってくる前にさっさと荷物を持って、イケメンの腕に絡まる。

身長差いいな〜……

てか、これがお二人のスタンダードなんですかね?

腕に絡んでくる美女ちゃんとか想像しただけで泣けてくる。(可愛すぎて)

📢「急に元気やな 笑 」

📢「外暑いけど、そんなに俺にくっついて平気?」

そう尋ねながらも振り払わないのは離れて欲しくないからってことで大丈夫?

🍍「だいじょーぶ、いるまはアタシが汗かいてても好きでしょ?」

すり、と 軽く擦り寄る美女。

……小悪魔な笑顔をしてらっしゃる。

……可愛い。(何回目やねん)

📢「そうだな……」

少し反応して、美女の耳元に形の良い唇を寄せるイケメン。

📢「 –   –   –  –  ?」

🍍「〜っ!///」

遠くてなんと言ったのか聞こえなかった。

が、それを聞いた途端に美女が顔を真っ赤にして押し黙った。

これは……


--自主規制–のことですね?

そうこう考えているうちに2人は出て行ってしまったよう。

先程開いたであろうドアから、外の熱気が流れ込んできた。


どうしよ、外めっちゃ暑そう。

まだ出たくないんだよな……。(カフェ快適すぎる)


🦈「らんくーん、遅くなってごめーん!」

🌸「んあ!こさめちゃーんっ!!」

ぱたぱたと店内に足音がし、そちらを見ると……。


またもや顔が整いすぎたカップルが。

🌸「全然大丈夫だよぉ…!今日もかわいいねっ!」

溶けた砂糖のような声で彼女さんに話しかける彼氏さんと、

🦈「別にっ、らんくんのために新しいリップにしたとかじゃないけどねっ!///」

絶対に彼氏さんのためなのに真逆のこと言っちゃう天邪鬼な彼女さん。

🌸「ほんとだ〜、こさめはなんでも似合うね〜っ!!」

しかも彼氏さんはスパダリのようで、

🦈「……らんくんも、かっこいいね…//」

彼女さんはツンデレのよう。




このカップルを見てから出ようかな。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

ちなみに紫くんが予約してた赤ちゃんが行きたがってたとこはアフヌンです

ユーザー

軽く10年分のストレス飛んだ 癒しをありがとう!!!┏○┓ 部活終わったあとの癒しは嬉しすぎる🤦‍♀️ そしてこの尊すぎる小説を描いてるぴあすちゃんも尊すぎる😇 ❤ちゃんかわいすぎる ほんとに可愛い もうやばい 主人公のモブちゃん羨ましすぎて辛い😇😇😇😇😇😇😇 ぴあすちゃん𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬──────────

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