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ruside
ある日、ライブ会場で練習がおこなわれていた。
照明もきらきらしていて、移動するステージも高く、景色が最高だった。
ru 「広いねぇ!凄ぉーい!!」
めめと2人で通路をステップを踏みながら
るんるんで歩いていた時だった。
グラッ、
上から横長な照明が倒れてきた。
逃げなきゃっ、
足が動かなかった。
目の前が真っ暗になった。
ru 「ギュッ、(目」
もうダメだ、そう思い目を瞑る。
少し何かにぶつかる感覚がして
ゆっくり目を開けた。
俺は何故かパパの腕の中におり
元いた場所と景色が違った。
倒れた証明は規則正しく色が点滅しておらず
普段より光が赤く光っている。
照明の近くには数名のスタッフがおり
照明を動かそうとしていた。
「はやくっ!!急いで!!」
そんなスタッフの声が会場を響かせる。
照明の下には1人の男性の姿が目に入った。
それは___
ピーポーピーポー
外ではサイレンが鳴り響いているのに
それをかき消すほどの声で、泣き叫んだ。
下敷きになっためめの手を掴みながら_
めめは病院で緊急手術中
泣いている俺の背中を擦りながら
ふっかさんは話し始めた。
fk 「_めめはね、らうを助けてくれたの、」
めめが俺をわざわざパパのいる所へ
突き飛ばして俺の犠牲にになったらしい。
俺はその話を聞いてさらに泣いてしまった。
約5時間の大手術になった。
手術室のランプが消えて1人の医者が出てきた。
nb 「先生、めめは、」
先生「何とか呼吸できておりますが_」
先生「照明の支える部品で左足が負傷し、
細長い部品が肺に当たっており
呼吸がしずらい状況となっております。」
そして、先生の一言で空間を凍らせた。
“_もう目を合わせて話す事はできないかと_”
8人で涙で腫れた目を擦りながらめめの居る病室へ行った。
中には色々な機材に繋がれ酸素マスクで顔の半分を覆われていた。
めめは涙で頬を濡らした後があった。
っ、苦しかっただろうな、…
ab 「らう、自分のせいだなんて思わないでよ、」
dt 「…目黒もラウールのせいだなんて思わないしね。
ラウールの事が大好きで守りたかったんだよ、」
俺を守りたかった…か
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、
めめの心拍数は早まるいっぽう
呼吸が苦しくなったのかめめは目を覚ました。
過呼吸になり始めナースコールを押した。
だが、医者は来ないまま。
今思い返すと焦りすぎて病室のライトを付けるリモコンだったと思う。
mg 「ハッ、ハッ、ハッ、み…、な、?」
滝のように汗を流し眉間にシワを寄せためめがこちらに気づいた。
思わず、めめの手を握る力を強めた。
mg 「ハッ、ハッ、らうっ、ハッ、怪我、ないっ、?」
こんな時でも自分より他の人を思うところ
すごくめめらしく思えた。
ru 「っ、うん、何にもないよっ、」
mg 「、っ良かった、っ、ぁ(ニコッ、」
めめは苦しいはずなのに笑っている。
さすがアイドル、snowmanみんなで誇りに思うよ、
ピッ、ピッ、ピッピッピッ、
mg 「だてさっ、はぁ、はぁっ、楽屋にっ、あかい、彼岸花かざってね、うっ、」
dt 「!っ、うん、わかった」
mg 「さ、いごにっ、はぁ、はぁっ、」
nb 「やめろっ、最後なって言うな、っ」
mg 「ほんとにっ、最期なのっ、」
mg 「みん、なぁ、はぁ、はぁっ、」
“_またね_”
ピーーーーーーーーッ、
聞きたくない音と共に、
めめは真っ直ぐな瞳を閉ざした_
そして息を引き取り、永遠の眠りについた。
医者の人が言っていた
『_細長い部品が肺に当たっており___』
誰もが細い部品だと思われたものは
太いパイプだったらしい。
そして、肺とさらに心臓に当たっていた_
パイプはらうの事を裏で悪く言っていた
スタッフ(めめ担らしい)がライトと共に上から落としたらしい。
それに気づいたスタッフが
そいつを退職、クビにしてもらったそう。
___________________
ru 「舘さん、赤い彼岸花ってなんて意味?」
楽屋で花瓶に赤い彼岸花を飾る舘さんに質問した。
舘さんは下唇を噛んで言った。
dt 「赤い彼岸花は_」
“_また会う日を楽しみに_”
𝐹𝑖𝑛.